こんにちは。小野晄子です。
今回は、九星気学を使った「傾斜鑑法」(けいしゃかんぽう)という鑑定手法について解説していきたいと思います。
九星気学を勉強中の方は参考にされてみて下さい。
傾斜鑑法でわかること
傾斜鑑法では、
- 人生の傾向について
- 人生の中で特に悩みやすいポイント
- 人生の中での自分の強み
- 人生の悩みをどうしたら最も早く解決できるのか
と言った様々な事を読み解く事ができます。
今回は、この中で特に、傾斜鑑定によってわかる人生最後まで残る注意点の見方についてお伝えしていきます。
傾斜鑑法でわかる人生最後まで残りやすい悩み
1 傾斜盤を作成しましょう
傾斜鑑法を行っていくには、まず本命星と月命星を出し、傾斜を出します。
傾斜の星を出したら、今度は傾斜の星を中宮にして、遁甲盤を作成しましょう。
これを傾斜盤(けいしゃばん)と言います。
たとえば一白傾斜の方であれば傾斜盤は下記のようになります。
<一白の傾斜盤>
五黄殺と暗剣殺のラインは人生最後まで残りやすい問題
傾斜盤を作成したら、傾斜盤の中の五黄と暗剣殺がいるラインを確認しましょう。
この場合、南北のラインに五黄と暗剣がいますね。
十二支では子と午ですので「子午ライン」とも言います。
子午ラインに五黄暗剣がくるのは一白傾斜と九紫傾斜の方になります。
九紫傾斜の場合こうなります。
子午線ラインの五黄暗剣
子午ライン(南北のライン)に五黄暗剣がくる場合ですが、後天定位の一白と九紫のところに五黄と暗剣がついています。
この場合には
- 家庭の問題
- 夫婦の問題
- 離婚問題
- 健康の問題
- 目上の人や目下の人との関係
などで悩みやすく、人生最後までこのような問題が残りやすいでしょう。
辰巳のラインの五黄暗剣
四緑傾斜や六白傾斜の方の傾斜盤を見てみましょう。
四緑傾斜や六白傾斜の場合は、辰巳のライン(四緑と六白のライン)に五黄殺と暗剣殺が来ます。
辰巳のラインに五黄暗剣がかかる四緑傾斜・六白傾斜の方は、
- 結婚の悩み
- 就職の問題
- 上司や目上の人との問題
- 父親との問題
といった問題で特に悩みやすく人生の最後まで残りやすい課題となります。
東西のラインの五黄暗剣
三碧傾斜・七赤傾斜の方は、東西のラインに五黄暗剣がつきます。
三碧傾斜・七赤傾斜の方は
- 長男の問題
- 学びや学歴の問題
- 金銭面での問題
- 人生の喜びや楽しみの問題
などで悩みやすくこれが人生最後まで残る課題となります。
気門のラインの五黄暗剣
二黒・八白傾斜の方は二黒と八白のいる気門のラインに五黄と暗剣がきます。
- 子供に恵まれないとか
- 相続の問題
- 親戚との争い
- 家庭や親族間での問題
などが人生最後まで残る悩みとなりやすくなります。
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以上、今回は傾斜鑑定における、人生最後まで残る注意点(悩み)の見方を解説しました。
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