こんにちは!小野晄子です。
九星気学を勉強していると「五黄殺」(ごおうさつ)という言葉を聞くと思います。
「五黄殺は行っては行けない」「恐ろしい方位・・」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、五黄殺という方位はどんな意味がある方位なのか、また対策や五黄殺に行ってしまう人のある共通点についてもシェアします。
「五黄殺ってなに?」という方や「五黄殺を回避する方法が知りたい!」という方、運を上げて行きたい方などはお読みになってみてください!
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五黄殺とはなに?方位の意味
「五黄殺」(ごおうさつ)とは、九星気学における遁甲盤において、「五黄土星」(ごおうどせい)という星が巡る方位のことを言います。
五黄土星という星は、生死を司る星。
帝王の星とも言われ、とても強いパワーを持っていますが、五黄土星には物事を「腐敗させる」という力があります。
良い意味としては「発酵」、「蘇らせる」「復活」「中心」「帝王」・・などの意味も持っている五黄土星ですが、五黄土星の巡る方位へ行くと、「五黄殺」と言われる腐敗の作用が出てくるとされています。
日盤で五黄殺へ移動した場合の作用と対策
Youtubeでも解説しています。
日盤での五黄殺の凶作用とは
「腐敗」と聞くと、なんだか恐ろしい方位のように感じてしまうかもしれませんが、同じ「五黄殺」の方位を取るのでも、引っ越しで取るのか、旅行で取るのか、日盤という日々の動きで取るのかで全く意味は変わってきます。
毎日の移動の中で五黄殺に移動したとしても、気付かないくらいの小さな作用しかありません。
また五黄殺に行くから必ず何か悪いことが起きる!ということではありませんので、注意して下さい。
日々の中で五黄殺方位へ動くことについて、神経質になる必要は全くないでしょう。
日々の移動で五黄殺へ移動した場合ですが、作用が出るとすると下記ような現象が起こりやすいと言われています。
- 疲れる
- 身体が重い感じになる
- 肩が凝る
- 不満を持つような出来事に遭遇しやすくイライラしやすい
- 思うように行かない
- 渋滞や電車の遅延などがある
- 喧嘩しやすい
- 食べ物が腐っていたりしてお腹を壊す
- 汚いものとか腐敗したもの、ガラクタなどが目に付く
などです。
繰り返しになりますが、必ずこういうことが起こる、ということではありません。
私の場合には、五黄殺の方位に行って半日以上滞在するとなんとなくちょっと重い気分になってきたり身体が重く感じられるという事があります。
そんな時も、「五黄殺に来ているからかな」と思えばちょっと気が楽になりますね。
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日盤で五黄殺を取るときの対策は?
五黄殺方位に行くときの対策はあるのでしょうか?
また五黄殺方位に行って、五黄のマイナスの意味が出ないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
下記では五黄殺の対策についてご紹介します。
五黄殺方位に行くときには早めに家を出る
五黄殺方位へ移動する時は、予想外の渋滞が起きたり、電車が遅延するなど、交通のトラブルが起きやすいです。
五黄殺に限らず、凶方へ出向く時は、交通に遅れが生じて思わぬ遅刻をしやすいですので、余裕を持って早めに家を出るとおすすめですよ。
またもし、渋滞や電車の遅延に巻き込まれてしまったら、「五黄殺に来ているからだな〜仕方ない」と、イライラや不満を持たないように心がけると良いですよ。
イライラしない・不満をぶつけない
五黄殺に行くと、ちょっと不満を持ちやすい出来事が起きたり、思うように行かない、ということが起きやすいです。
例えば、レストランで注文したメニューがなかなか来ない・・・
なんていう具合です。
そこで「遅い!!」とクレームをぶつけたりイライラしてしまうと、それ自体が「五黄殺」。
何か思わぬことがあっても笑顔と感謝で乗り切るのが五黄殺を凶にしないための対策となります。
笑顔と感謝
思わぬことが起きたり、不満の代わりに感謝と笑顔で過ごしましょう。
笑顔で過ごすよう心がける事が1番の五黄殺の対策とも言われます。
どんな事が起きても感謝できる自分になれば、五黄殺に行っても凶作用など気にならないですし、そもそも嫌な事が起きなくなっていきます。
九星気学とは、方位だけに囚われるのではなく、方位を見ることで心構えを変えていくことで開運する教えなんですよ^^
日頃から吉方位を取る意識を持つ
「凶方位を避けなければ・・」と思うとストレスになってしまいますが「吉方位を取ろう!」と思っていれば自然と前向きな気持ちになりますよね。
日頃から吉方位を取って吉の貯金をする事が凶方位の対策にもなります。
そのためには日盤吉方がおすすめですよ。
吉方位へ行ってから五黄殺へ行く
これは私もよく行っている方法なのですが、五黄殺方位へ出向く用事がある時は、最初に吉方位へ動いてお茶などを買い、そこから五黄殺方位へ移動するようにします。
そうすると、気持ちよく過ごしやすいです。
自宅から750m以上移動すれば吉方位の吉が取れますので、手軽な方法となります。
旅行での五黄殺の凶作用とは
旅行の場合の五黄殺の作用は、日盤での五黄殺の作用と同様となります。
ちょっと思うように行かないことが起きやすいかもしれません。
例えば、交通が遅れる、などですね。
2~3泊の旅行でしたら、ほとんど気にする必要はありませんが、2~3週間などの海外旅行などですと、五黄殺の作用がわかりやすく出る場合もあります。
海外旅行で五黄殺方位に行く場合には、盗難、気をつけたいです。
物を盗まれないように注意してくださいね。
旅行での五黄殺の対策
2~3泊でしたら日盤の対策と同様で大丈夫です。
思わぬことが起きてもイライラしたり不満を持たないように心がけましょう。
また早め早めに余裕を持って行動する意識を持つと良いです。
海外旅行などへ行く場合には、「方位除け」をしてもらうのが1つの対策方法となります。
長期の滞在などで、どうしても気になるという場合には、神社で方位避けの御祈祷をしてもらうと安心して滞在がしやすいです。
私も、以前ヨーロッパに8日ほど、旅行に行きましたが、その時の方位が五黄殺でした。
なので念のため、方位避けをしてもらいましたが、特に何事もなく楽しく旅行に行って帰ってきました。
方位除けは日本では平安時代から続いているものでもあります。
海外など長期の滞在で、方位が気になるという方にはおすすめです。
また五黄殺方位へ行くときにはお腹を壊しやすい、ということも言われています。
常備薬などを持っていくと安心できるでしょう。
引っ越しでの五黄殺の凶作用とは
引っ越しで五黄殺を取った場合、腐敗の作用がじわじわと効いてくるので、できれば五黄殺方位への引っ越しは避けたいということが言われています。
引っ越しで五黄殺方位を取った場合、物事が裏目に出やすくなるという事が言われています。
しばらくは何も起きませんが、年数が経ってから五黄殺の影響が出てきます。
引っ越しでの五黄殺の対策とは
引っ越しでの五黄殺の対策は、引っ越しが1番良いです。
引っ越しができない場合は、仮吉方という方法を行うのがベストとなります。
仮住まいに2ヶ月半住むという方法ですが、お引っ越しよりも手軽にできます。
五黄殺方位に過去に引っ越していることがわかったとしても、今、特に何も起きていないなら慌てたり怖がったりする必要はありません。
凶方に動くということも意味があることなので、受け止めつつ、対策ができるなら対策をしていくと良いでしょう。
できる範囲で対策をしていきたいという方や、今現在、五黄殺の意味が強く出てしまって困っている・・という方はご相談を頂ければ対策法などしっかりとアドバイスさせて頂きます。
お引っ越しや仮吉方ができない方は、それ以外の方法で今できることをベストを尽くしていけば必ず人生は好転していきます。
鑑定などご相談はこちらよりお願いします
五黄殺に呼ばれてしまう人の特徴
五黄殺に動くということは、自分の心の中に腐敗があるということ。
凶方位というのは「呼ばれる」もの。
凶方位に行ってしまうのは偶然ではなく必然なのです。
自分の内面に凶の要素があると、凶方位に自然と呼ばれてしまうということがあります。
- 自己中心的な言動をしている
- わがまま
- 謙虚さがない
- 感謝がない
- 欲深い
- 我欲が強い
- 傲慢
- あきらめ、不貞腐れの心が強い
- 人や環境のせいにしやすい
- 自分の人生を生きていない
- 本当にやりたいことを諦めている
などがあると、五黄殺に動きやすいと言われます。
五黄殺に動く、ということは「今のままだと幸せになれないよ」という宇宙からのサインなんですね。
そんなサインをキャッチして、自分の心を見つめ直すことで今度は幸せの方向に動いていくことができます。
日盤でも、もし「あれ、なんだか最近・・五黄殺ばっかりに行っているかも・・」という場合は、不満を貯めていないかな?ということなど、心を見つめてみると発見があるかもしれません。
九星気学は、方位という概念を通して幸せをキャッチしていくための哲学です。
今、お悩みを抱えている方や、幸せになりたいのになれない・・という方は、鑑定などご相談も承っておりますので、良かったらご相談下さい。
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