破壊殺の意味とは?破壊殺がついている時の運勢バイオリズムの見方

九星気学を学ぶ

こんにちは。

小野 晄子です。

今回は、九星気学における「破壊殺」の見方について解説します。

こちらの記事では、

  • 破壊殺の意味
  • 自分の星の場所に破壊殺がついている時の運勢バイオリズムの見方
  • 破壊殺の対策

についてご紹介します。

特に、運勢バイオリズムにおける破壊殺の見方についてシェアします。

日盤吉方や旅行など、移動方位に破壊殺がついている時の意味や見方を知りたいと言う場合には別記事に書いておりますので下記記事をご参照下さい。下記記事も合わせてお読み頂くとより理解が深まります。

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破壊殺の見方

九星気学における破壊殺とは、「影になる場所」の意味があります。

気学手帳をお持ちの方は、遁甲盤を見ていただくと、「破」という記載がついているところがあると思います。

これが破壊殺です。

例えば、下記の遁甲盤においては、北西の六白金星が巡る場所に「破」と書いてありますね。

六白金星の場所に破壊殺がかかっていると言う見方をします。

破壊殺の意味

破壊殺は、「破れ」(やぶれ)と言う言い方をする場合もあります。

破壊殺には、敗れて(やぶれて)しまう、破壊されてしまう、と言う意味があります。

年盤で自分の居場所に破壊殺がついている時

例えば、下記2023年の年盤を見ると六白金星のところに破壊殺がかかっています。

2023年は、本命星が六白金星の方は、破壊殺がかかっていると言うふうにみます。

年盤上、破壊殺がかかっている場合、下記のようなことが起こる場合があります。

  • やろうとしていたことが思う通りに運ばない
  • 予想外のトラブルなどで思い通りに物事が運ばない
  • 物事や環境が壊される(無くなってしまうとか消えてしまう)と言うことが起こる
  • 予定していたことがキャンセルになったり破棄になってしまう

などです。

ただし、破壊殺の事象は必ずしも全ての人に起きる訳ではありません。

全く何も起きないことも多くあります。

破壊が付いているからと言って、何か悪いことが起きる年だとか、何かをしてはいけないとか、不運な年だなどと思い込んだり、決めつけをしないように注意して下さい。

気学においては、何かをしてはいけないと言ったタブーは基本的に存在しませんので、「破壊がついているから●●してはいけない」などの意味づけをしないようにしましょう。

月盤で自分の居場所に破壊殺がついている時

月盤上、破壊殺が付いている時の見方も、基本的には年盤の見方と同じです。

例えば、下記の月盤であれば、六白金星のいる場所に破壊殺がかかっています。

この場合、本命星が六白金星の人は、1ヶ月の間、破壊がかかると言うふうに見ます。

破壊がかかる1ヶ月の間に、

  • 予想外のトラブルがある
  • 予定していた物事が予定通りに進まない
  • 相手や先方にドタキャンされる、約束を破棄される

と言ったことが起こるかもしれません。

年盤と同様で、必ず起こると言うことではありません。

稀に、破壊殺が付いていると悲観的になったり怖がったりされる方がいらっしゃいますが、悲観的になるのではなく、注意をしたり、後述する「破壊殺の対策」を意識するようにして過ごして頂くことが大切です。

日盤上で破壊殺がつく時

年盤、月盤と同様、日盤上で自分の星の上に破壊がかかると言うこともあります。

例えば、下記の盤においては、五黄土星の場所に破壊がかかっています。

このような日盤においては、本命星五黄土星の人はその日に破壊がかかっているというように見ます。

日盤上、自分の星の上に破壊殺がつく場合、例えば場合によって、

  • 行こうとしていた店が休みだった
  • 予定していた物事が思い通りに運ばなかった
  • 約束がキャンセルになった

などが起こることがあります。

ただし、これも必ず起こるという訳ではありません。

むしろ何も起こらないことの方が多いでしょう。

日盤上の運勢の動きというのは小さなものですので、いちいち自分の星の上に破壊が乗っていることを気にする必要はないでしょう。

ただ見方を知っておくと何かあった時に「破壊が乗っていたからか〜」と納得できることもあるかもしれません。

破壊殺の対策とは?

このように、破壊殺とは、目的や目標が破壊されるとか、予定通りに物事が進まないなどの意味を持ちます。

必ず破壊の作用が起きてくる訳ではないですし、何もないことも多いです。

(私自身も破壊の作用を大きく感じたことはこれまでほとんどありません。)

自分の星に破壊殺が付いているときは下記について意識して頂くと破壊の作用をまぬがれることが出来たり、破壊の作用が出にくくなります。

目標を諦めないということ

破壊殺には、目標が破壊されるという意味があり、予定していた物事がその通りに進まなかったり、イレギュラーなことがあって目標や目的が達成できないということがあるかもしれません。

しかし、目的や目標が破壊されるという出来事が起きてきたということは、天から「本当にやりたいの?」と、試されているということでもあります。

ここで挫折したり諦めるのではなく、粘り強く取り組むことが大切です。

方法や手段を変えるとか、なんらかの別ルートを使えば、目標は叶えることが出来るかもしれません。

約束を守る生き方ができているかどうか?

破壊殺がつくと、約束がキャンセルになったり、予定していたことが思い通りに運ばないことがあるかもしれません。

破壊殺の事象が起きてくるということは、自分自身が自分との約束や、他人との約束を守れていないという可能性があります。

ドタキャンをしたり、周りの迷惑を省みずに決めたことを途中で取り止めたり、自分で決めた自分との約束を守らない、などをしていませんか?

破壊殺が付いているときに、もし物事や環境が破壊されるような出来事が起きてきたとしたら、今一度、自分が約束を守る生き方が出来ているかどうかを振り返ってみると良いと言われます。

気学とは心の学びです。

目に見えないものに振り回されるのではなく、自然法則を味方につけること。

また、自らの生き方や心、考え方や行動を変えることによって運を味方につけるということが何よりも大切です。

 

以上、破壊殺の見方は分かりましたか?

破壊殺が付いているから何か起こる、ということではなく、破壊殺の事象が起きないように心構えで対策したり、起きた場合には自らを省みるということが大切なのですね!

ぜひ気学を活用してみて下さいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

自然の法則を味方につける九星気学を学んでみませんか?

 

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