こんにちは。小野晄子です。
九星気学というと、「一白水星(いっぱくすいせい)」とか「二黒土星(じこくどせい)」・・・ というように星の名前が思い浮かぶ方は多いと思います。
性格や性質を当てる占いでしょと思っている方も多いのではないでしょうか?
九星気学は、人の性格や性質を見たり運勢を見たりすることもできますが、実はそれだけのものではなく深い魅力があります。
今回は「九星気学とは何か?」という気学のルーツと魅力に迫り、ご紹介してみたいと思います!
動画でご覧になりたい方は下記Youtubeでも
九星気学とは?というテーマでお話しています。
チェックしてみて下さいね!
1 九星気学のルーツ
陰陽五行の考え方が源流となっている
九星気学の源流となる考え方は、古代中国で生まれ、約5000年前にも遡ると言われています。
中国では天の気を占い、占いが農耕や政治に使われていました。
約3000年前になると、「陰陽説」「五行説」という考え方が統合され「陰陽五行」という思想が確立しました。
この「陰陽五行」という思想は、宇宙の万物を陰と陽、五行という(5つの気)に分けて考える考え方で、多くの東洋の占いの源流となっている考え方です。
占いだけでなく、東洋医学や漢方、東洋哲学、オーラソーマなどの根幹となる考え方でもあります。
九星気学も、この陰陽五行説の考え方が源流となっています。
戦で使われていた「方位学」も気学のルーツの1つ
陰陽五行をベースとして様々な哲学が生まれました。
方位学もその1つ。
「三国志」の時代には、蜀の諸葛孔明が戦で「遁甲」と呼ばれる方位学を使用するなど、方位学が戦に用いられました。
形は違えど、方位学は日本においても戦国時代、豊臣秀吉や徳川家康など戦や政治において活用されていました。
そんな遁甲術や方位学も九星気学のルーツとなっています。
大正時代に日本で洗練され九星気学の名がついた
日本には、方位学や九星術などの、気学の源流となる思想は平安時代頃から入ってきていたと言われています。
平安時代には、日本においては貴族など時の権力者にしか用いられることはなく、一般人は知ることができない知恵でした。
一般人がこれらの思想を知ることができるようになったのは江戸時代になってからです。
江戸時代になると九星術などの思想が一気に一般に広まり、流行するようになりました。
「九星気学」というネーミングを付けたのは、大正時代の日本人「園田真次郎」という人です。
古代から伝わってきた陰陽五行や易教、遁甲学などの方位学、九星術、干支学などバラバラに日本に伝わってきた思想をまとめ、新しい学問として体系化して「九星気学」と命名されたのは大正13年のことです。
九星気学とはどんな学問なのか?
次に、九星気学とは一体どんな学問なのかを紹介します。
目に見えない「気」を扱う学問
九星気学とは、「気」という目に見えないエネルギーを扱う学問です。
「気」(エネルギー)というものは、目には見えませんが、「やる気」「元気」「勇気」「強気」「弱気」・・などなど「気」という言葉は日常でよく使われています。
古代人は自然界や人間の持つ「気」を読み解くことが、戦に勝ったり、人や国を動かすのに大いに役立つと考えてきたのです。
人の持つ「気」や場所が持つ「気」、また、日々移り変わる、宇宙を支配する「気」、九星気学とは、そういった「気」という存在を法則として読み解いた学問といえます。
開運法としての九星気学
九星気学は、戦国時代は戦や政治に使われてきたことを述べました。
現代では、九星気学は日常の中で、どうやって運命を良い方向へ変化させ、自分の望む未来を切り開いていくか?という開運法として広く知られ活用されています。
別名、「動の開運学」とも言われています。
九星気学でできるようになること
次に、九星気学を勉強するとできるようになることを一部ご紹介します。
持って生まれた運や命の傾向が読み解ける
九星気学は、他の占いと同じように
- 人の運勢
- 今年のバイオリズム
- 本質的に持っている価値観
- 生涯の中で悩みやすい問題
- 持っている強みや才能
- どんな環境で能力を伸ばせるか
などなど持って生まれた命の傾向や生まれつきの先天的な運勢について、様々なことを読み解くことが可能となります。
開運アクションがわかる
いくら自分の運勢や命の傾向を読み解けたとしても、対策や解決策がわからないと意味がないですよね。
九星気学は他の占いと比べて「解決策を教えてくれる」というところに長けていますので、
- どうすれば悩みを解決できるのか
- どうしたら現状を変える事ができるのか
- どうしたら弱みを強みに変えていけるか
このような積極的に運を開く方法がわかります。
動くべきタイミングや運の流れを読めるようになる
- 入籍日をいつにしたら良いだろうか?
- 会社登記はいつすべき?
- 転職をするべき?するならいつ?
- 不動産の購入を迷っている
- 新しいことを学ぼうか迷っている
などなど、選択に迷ったりその「タイミング」に悩むことはありませんか?
九星気学を学ぶと、良い日取りの選び方が分かるので、動くべき「タイミング」「スタートに良い日取り」がバッチリと理論で読めるようになります。
人間関係を良くする事ができる
九星気学を学ぶと自分自身や相手の性質をより深く知る事ができるため、人間関係における視点が変わり、今までに見えなかった事が見えるようになります。
自分をサポートしてくれる人、一緒にいると運気が上がる人、才能を伸ばしてくれる人などがわかります。
方位の吉凶が観れるようになる
気学を学ぶと方位学を活用できるようになり日常にも活用ができるようになります。
方位の知識を得られるのは気学を学ぶ大きなメリットの1つと言えるでしょう。
以上、今回は、九星気学とは何か、そのルーツや歴史、また九星気学を学ぶとできるようになることなどをまとめて紹介しました。
参考にしてみてください。
九星気学を学びたい方へ
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