九星気学における陰陽説とはどんな考え方?

九星気学を学ぶ

こんにちは。小野晄子です。

今回は、九星気学の根幹の思想ともなっている「陰陽論」(いんようろん)という考え方について詳しく解説します。

陰陽説とは何か、詳しく知りたいという方はお読みになってみてください。

陰陽説(陰陽論)とは?

陰陽説とは、古代中国で生まれた思想で東洋の占いのベースともなっている思想です。

  • 世の中の全ての物は、陰と陽という、相反する2つのものに分けることができる

という考え方となります。

日常生活における陰陽の例

暗い 明るい
寒い 暑い・暖かい
冷たい 熱い
やわらかい 堅い
重い 軽い
女性 男性
太陽
大地
偶数 奇数

太極図とは

この陰陽思想を図で表したのが「太極図」です。

この図は、あなたも見たことがあると思います。

まさに、陰と陽で1つの世界が形成されているという事を示した図となっています。

陰陽論の深いところは、「宇宙は、陰と陽という相反する2つのものが融合して出来ている」という考え方です。

全く性質の異なる2つのものが融合して1つになっているというこの太極図には、「対立」ではなく、「調和や協調」といった世界観があるとも言えます。

また、「陰極まれば陽となる。陽極まれば陰となる」という言葉があり、例えばちょうど太陽が南中する時刻には陽が極まりますが、そこから陰が始まります。

このような自然界の森羅万象を表すのが陰陽の考え方でもあります。

九星気学における陰陽

九星気学においては、九星・十干・十二支という3つの観点から宇宙の気を読み解きます。

九星・十干・十二支それぞれにも陰陽がありますので、下記分類を記載します。

九星の陰陽

九星 読み方 陰陽 五行
一白水星 いっぱくすいせい
二黒土星 じこくどせい
三碧木星 さんぺきもくせい
四緑木星 しろくもくせい
五黄土星 ごおうどせい 太極
六白金星 ろっぱくきんせい
七赤金星 しちせききんせい
八白土星 はっぱくどせい
九紫火星 きゅうしかせい

十干の陰陽

十干 読み方 陰陽 五行
きのえ
きのと
ひのえ
ひのと
つちのえ
つちのと
かのえ
かのと
みずのえ
みずのと

九星気学をインターネットで学べるオンラインプログラムはこちらです

十二支と陰陽五行の関係性

下記は、十二支の陰陽と五行の一覧表となります。

十二支 読み方 陰陽 五行
うし
とら
たつ
うま
ひつじ
さる
とり
いぬ

このように、九星・十干・十二支それぞれにも、陰陽の分類があります。

東洋の叡智「九星気学」を学んでみませんか?

九星気学は「動の開運学」と言われる東洋の哲学です。
九星気学の講座を開催しておりますので興味のある方は下記ご案内をご覧下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました