こんにちは。小野晄子です。
さて、姓名判断において画数を数える時など
- 新字で見たら良いのか?
- 旧字で見たら良いのか?
- それとも特殊な見方・数え方があるのか?
など、気になる方もいらっしゃると思います。
今回は、よく頂く質問でもある、姓名判断における新字と旧字について解説します。
姓名判断や画数などに興味がある方は、参考にされてみてくださいね。
新字と旧字どちらで見るのが正しいのか?
姓名判断には流派があり、流派によって考え方も異なるため、新字で見るか旧字で見るかは、
流派によって違うと言うことが出来ます。
どの考え方が正しいと言い切る事は出来ませんが、姓名判断においては、旧字で見る考え方の方が主流ではあります。
私自身も、姓名判断を行う際には、ほとんどの漢字は旧字に一旦直してから画数などを数えます。(新字で数える例外のものもある)
何故、旧字を使うのか?
何故、姓名判断で旧字で漢字を見るのかと言いますと、まず1つには、的中率の問題が大きいです。
漢字には、「正字」と言って、正しい文字があります。
下記記事でもご紹介しているのですが、本来の正しい漢字の書き方と画数を採用します。
漢字が本来持っている、正しい文字のエネルギー(気)がお名前にも影響する事となります。
旧字と新字はいつから何故変わったのか?
戦後の国語改革により漢字が変わった
姓名判断を行う上では、そもそも、何故「旧字」と「新字」が存在するのかを知っておく必要があります。
多くの新字は、第二次世界大戦後に生まれました。(例外もあります)
敗戦国だった日本にアメリカからGHQがやってきて、思想や宗教、教育、食事、政治、経済などあらゆる面で改革を行いましたが、その中の改革の1つに、教育の改革である「国語改革」というものがありました。
国語改革の本当の目的については触れると長くなってしまうので割愛しますが、多くの本来の漢字が変えられたのは1949年のことです。
多くの方のお名前を鑑定させて頂いていて思うのは、漢字の書き方が変わっても、本来の漢字のエネルギーが生きて影響しているという事です。
歴史的に考えても、新字が使用されている歴史はまだ短いと言う事もできます。
略字が一般的に使われている場合もある
なお、例えば「福」という文字など、本来はへんは示すという文字を書いて「福」と書きます。(「示」という字が正しい字)
このようなケースは、旧字、新字という分類ではありません。
単純に日常生活の中で「示」よりも「ネ」の方が書きやすいよね、という事で
いつの間にか「ネ」の方が広まって使われるようになった、という例です。
いわゆる、「略字」です。
このような場合も、略字ではなく、本来の漢字に直して画数などを数えるのが基本となります。
漢字の画数を知るには
漢字の正確な画数を知るには、漢和辞典を調べると良いでしょう。
漢和辞典には旧字と新字、両方の画数が載っています。
基本的には旧字を採用して頂ければ大丈夫です。
以上、今回は姓名判断における新字と旧字について解説しました。
参考にしてみてください!
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