こんにちは。
小野晄子です。
「天中殺」（てんちゅうさつ）と聞くと、なんだかイヤ〜なイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
今回は、「天中殺」（空亡/くうぼう）と言われる時期について、過ごし方のコツやこの時期に注意したいことなどについてシェアさせて頂きます。
※注）天中殺（てんちゅうさつ）とは、「空亡」（くうぼう）と呼ばれることもありますし、六星占術では「大殺界」（だいさっかい）という呼び方がされています。
呼び名が異なるだけで、全て同じ意味を持ちます。
- どんな意味のある期間なの？
- 注意したいことはある？
- やってはいけない事はあるの？
- 過ごし方の秘訣は？
- 天中殺の運気アップ方法は？
などなど、気になるという方も多いのではないでしょうか。
天中殺の過ごし方について知りたい方や、疑問をお持ちの方は参考にしてみて下さい！
天中殺とはどんな時期？
12年に2年間、12ヶ月に2ヶ月 存在する天中殺
天中殺は、四柱推命では空亡（くうぼう）、算命学では天中殺（てんちゅうさつ）、六星占術では大殺界（だいさっかい）というように占いの種類によって呼び名が異なります。
私は、天中殺という言葉を使わせて頂きます。
天中殺とは、12年の中で2年間（占いによっては3年間とする場合も）誰にでも巡ってくる特殊な期間のことです。
天中殺の時期は、生年月日によって決まります。
あなたの天中殺時期を調べてみよう
「私の天中殺はいつなの？」
と、気になる方も多いのではないでしょうか。
天中殺時期は簡単に調べることができますので、下記の無料診断ツールを使って天中殺タイプを調べてみましょう。
①上記無料診断ツールにアクセスし、生年月日を入力してください
②1番左上の「天中殺」と書いてあるところの下を見てみましょう。
③それぞれの天中殺タイプによる時期は下記の通りです。
- 子丑天中殺タイプ・・・子年・丑年/ 月では12月・1月
- 寅卯天中殺タイプ・・・寅年・卯年/ 月では2月・3月
- 辰巳天中殺タイプ・・・辰年・巳年/ 月では4月・5月
- 午未天中殺タイプ・・・午年・未年/ 月では6月・7月
- 申酉天中殺タイプ・・・申年・酉年/ 月では8月・9月
- 戌亥天中殺タイプ・・・戌年・亥年/月では10月・11月
動画でも説明させて頂いているので、文章で分かりにくい方は動画をご覧ください
天中殺とはどんな意味のある時期なのか？
天の気がない時期
東洋の占いにおいては、天の気（空間）を十干（じっかん）、地の気（時間）を十二支という概念で見ていきます。
天中殺は十干十二支の組み合わせによって決まりますが、十干と十二支を組み合わせていくと、十二支の方が2つ余ってしまいます。
これが天中殺なのですが、天の気である十干の力が働かず、地の気である十二支だけが余ってしまう期間なので、天の気がないとして見ます。
天中殺には、天の気が欠けるという意味があります。
そのため、いつもと違った「不自然な時期」だということができます。
天中殺はイレギュラーな期間
天中殺時期は、天の気が欠け、不自然な時期なので、良いも悪いもですが、不自然なこと（イレギュラー）を体験しやすい時期だという事ができます。
いつもとは違った運気の流れとなるので、通常起きないことが色々起きやすいということは言えるでしょう。
天の気が入らないので、どこか不安になりやすかったり、モヤモヤしたり、焦りが湧いてきやすいということもあります。
そんな焦りから、ジタバタしてしまったり、「なんとかしなくては」と普段とは違う行動をとりやすい時期。
しかし、このような不安定な状況で何かを決めたり行動しても、判断を誤ってしまったり、空回りもしやすい時期なのです。
天中殺の時期は、いつもとは違う不自然な時期なのだということを知っておくと良いでしょう。
そして、もし、不安になったり焦りから行動していると感じたら、ちょっと立ち止まって自分の行動を見つめてみましょう。
いつもと違う流れが起きてきた時に、天中殺期間だと分かっていれば
「天中殺期間だからかな〜」と納得できたり、ストレスも感じにくいと思うのですが、天中殺を知らないと、
「なんでこうなるの？！」とストレスを感じてしまう場合があるかもしれません。
そういう意味で、天中殺期間を知っておくと対処がしやすくなるメリットがあります。
「天中殺は悪い事が起こる」は嘘？本当!？
大殺界とか天中殺の場合、「殺」という文字がつくので怖いイメージを持ってしまう方や、ネガティブな印象を持たれている方が多いのではないでしょうか。
実際に、占い師さんによっては、必要以上に天中殺を怖いもののように伝える方もいらっしゃるかもしれませんが、悪い時期とか、悪いことが起きる時期、というわけではありません。
天中殺時期は、潜在意識の蓋が開く時期とも言われています。
また、運の清算時期と言われることも。
必ずしも悪いことが起きるわけではないので、必要以上に恐れたり不安になる必要はありませんが、いつもとは違う不自然な時期にはなるので、起きる出来事に感謝して過ごすようにしてみてください。
天中殺に避けた方が良い事はある？
天中殺時期は、形あるものを残そうとしたり、有形のものに執着しない方が良い時期です。
それよりは、目に見えないものを大切に、精神性を高めることに意識を向けると開運しやすくなる時期なのです。
だからこそ、焦ってジタバタしたり、不安から行動するのではなく、自分の器を大きくする時期と捉えて徳積みや世のため人のための貢献を大事に過ごしましょう。
また、天中殺時期は、「無形財産」に目を向けると良い時。
勉強をして知識を身につけるとか、スキルアップをして何かスキルを身につけて自分を磨く、人とのご縁を大切に育む、信頼や信用を積む、といったことが「無形財産」に繋がります。
お金や物質的なもの、不動産などの「有形財産」に執着するときではないということです。
天中殺時期に勉強をするといつもより頭に入りやすく記憶に残りやすいということも言われています。
ぜひ天中殺時期にしか出来ないことに目を向けて、自分自身の器を育てましょう。
そうすると大きな運の貯金をすることになります。
天中殺時期に運を貯める事ができると、天中殺時期が明けた時、それからの10年で大きく運を活かす事ができるようになります。
天中殺期間の運気アップ方法とは
12年のうち2年ある天中殺は、これまで10年のリセット期間でもあり、10年間に積み上げてきた運のプラスやマイナスを総決算する時期が天中殺でもあります。
天中殺をポジティブに乗り切るには、日頃から運を良くする行動を心がけ、運や徳を積んでおく事が重要です。
最後に、天中殺期間をプラスに過ごすための具体的な運気アップ方法をご紹介しますね。
1. 九星気学の開運法を実践する
九星気学は運の貯金の仕方を教えてくれる開運法です。
九星気学を実践していると天中殺中も守られやすくなりますよ。
ぜひ気学を学んで運の貯金方法を今日から実践してみてくださいね。
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2. 神社参拝
神社参拝を習慣にしているとといざと言う時に守られやすいと言われます。
天中殺も穏やかに過ごしやすいですので、ぜひ日頃から、神社参拝をして行って下さい。
3. お墓参り
お墓参りもとても大事な開運アクションとなります。
ご先祖供養をしっかりしている方ほど運が良いとも言われます。
お家にお仏壇を置いて、手を合わせるのでも良いです。
4. 徳積みをする
日頃から得積みをしておくと天中殺も穏やかに過ごしやすいですが、天中殺期間は人のための奉仕や貢献、ボランティアなど、いつも以上に徳積みを意識するのがおすすめです。
真心こそが大事です。
５. 人のために行動する
天中殺中は特に、「自分がやりたいこと」をするよりも、周りの声を聞いて、周囲の人の要望に答えたり、周りの人に喜んでもらえること、役に立つことを積極的に行うように心がけてみてください。
そして上手く行かないことや思うように行かない事があっても感謝の気持ちに転換させること。
これによって運の貯金となります。
以上の5つの運気アップ方法を日頃から心がけていると、天中殺も過ごしやすくなるでしょう。
また天中殺が明けてからの運の良さや飛躍にもつながります。
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