こんにちは。
小野 晄子です。
今回は、四柱推命という占いにおいて「絶」(ぜつ)という星を持っている人の開運の秘訣についてシェアさせて頂きます。
ご自身の星がわからない場合には、下記無料サイトにて生年月日を入れて頂くと星が調べられますので、調べてみて下さいね。
上記サイトにて生年月日を入れて頂くと下記のような図が出てきます。
1番下の赤い四角のどこかに「絶」と言う星が入っていれば、あなたは「絶」を持っているとして見ます。
緑色の縦の四角であれば日柱
青の縦の四角であれば月柱
オレンジの四角であれば年柱
に絶を持っているとして見ます。
絶(ぜつ)とはどんな星?
四柱推命においては、「十二運星」と言われる星があります。
この十二運星を見ることで、その人の資質はもちろんのこと、生き方のコツや開運の秘訣などもわかります。
「十二運星」にはその名前の通り、12種類の星があります。
12種類の星は、それぞれ人の一生に例えられ、
- 胎児の星(胎)
- 赤ちゃんの星(養)
- 小学生の星(長生)
- 思春期の星(沐浴)
- 成人の星(冠帯)
- 社会人の星(建禄)
- 社長の星(帝王)
- 老人の星(衰)
- 病人の星(病)※悪い意味はありません
- 肉体が滅びて死を表す星(死)※悪い意味はありません
- お墓に入った星(墓)※悪い意味はありません
- 魂の星(絶)※こちらも悪い意味はありません
などなどそれぞれに星の特徴と意味があります。
尚、病人の星とかお墓に入った星というと悪いイメージを持ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、どの星にも素晴らしい長所や能力があります。
「絶」(ぜつ)についても同様で、「絶」というと「絶滅??」とか、何だか悪い印象を持ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、全く悪い意味はありません。
「絶」の星を持っている人の開運の秘訣とは
さて、このように十二運という12種類の星は、人の一生の中のいずれかの場面に例えられるということがあるのですが、「絶」という星は、人の一生に例えるなら「すでに死んで魂だけになった状態」と例えられるちょっと異質な?星になります。
このように、「肉体を持たず魂だけになっている」と例えられる「絶」の星は、
- 肉体という制限がないので飛び回る(行動力がある)
- 肉体という制限がないので自由を好む
- どこか神秘的だったり、神秘的なものが好き
- 独特な感性を持つ
といった特徴を持ちます。
四柱推命は動物占いの基になっている占いでもありますが、動物占いにおいては、「絶」の星は「ペガサス」に例えられます。
動物占いにしても、ペガサスは架空の動物ですので、不思議な印象や神秘的なイメージがあるのではないでしょうか。
このように、「絶」という星は、肉体という制限を持たずに自由に飛び回る、どこか捉えどころのない魅力のある星。
このような特徴から、絶を持っている人の開運の基本は、
- 自分は自分、と独自の魅力や感性を自分自身で認めること
- 人と個性が違っていて良いと自分を認め、人に合わせようとし過ぎないこと
- 一般常識やルールに囚われすぎないこと
(常識やマナー、ルールを無視して良いということではありません。)
となります。
年柱に絶を持っている場合
年柱とは、幼少期〜30歳くらいまで(親の庇護下にある時期)を表す柱です。
年柱に絶があるなら、若い時に親や周囲から理解されにくく、場合によってはそのことから苦労する経験を持つかもしれません。
「自分は自分」と個性を認める事ができていれば、開運しやすくなります。
お人好しなところがあるため、人を信じすぎて騙されたりすることがないように気をつけたいです。
絶を年柱に持つ人は、行動力があるので忙しい学生時代を送りやすく、サークル活動を掛け持ちしたり、バイトと勉強と趣味を両立させるなどバタバタしやすい傾向があります。
気分にムラが出やすく落ち着きがない特徴が出やすかったり、コツコツと地味で地道な作業を繰り返すことなどは苦手な傾向がありますが、好きなことや夢中になれることを見つければものすごい集中力も発揮できます。
絶を持っている人は、やる気にムラがあって良いので、集中できる時に一気に集中したら良いのです。
子供が年柱に「絶」を持っているなら、親は子供の個性を認め、のびのびと自由にさせてあげましょう。
月柱に絶を持っている場合
月柱とは30歳〜60歳くらいまで、働く社会人の時期を表す柱です。
親の庇護下を抜け出した時から月柱の影響が出やすくなります。
月柱に絶を持っているなら、天才気質ですので独特な感性を仕事で活かせると開運しやすくなります。
時間や場所に拘束されることや、地味な作業的な仕事については苦手な傾向があるため、一般的な仕事だと違和感を感じてしまい転職が多くなる場合もあります。
何かスキルや技術を身に付けたり、自分のペースで頑張れる仕事、ある程度自由が効くような環境が見つかると生き生きと働きやすくなります。
自分の感性を活かせる自由な環境で仕事が出来ない場合には苦労を感じやすいですが、自ら積極的に試練を引き受けていく気持ちを持つことでも人生を好転させていくことが可能となります。
日柱に絶を持っている場合
日柱とは60歳〜90歳くらいまで、仕事を辞めてからの晩年の時期を表す柱です。
日柱に絶を持っているなら、晩年も趣味やボランティアなど何かと忙しくバタバタと行動する人になります。
晩年になって特に直感力やひらめきが強くなっていきますので、人に合わせようとし過ぎずに独自の感性を大切に過ごすことが開運の秘訣です。
自分の好きなことや夢中になれることを追求して自分のペースで生きることで生き甲斐や喜びを感じやすいですが、あまりにも自由にやり過ぎたり、外出ばかりしていると夫婦で対立してしまったり、家族ともいざこざが出てくる可能性がありますので注意して下さい。
お人好しな面がありますので、責任だけを押し付けられたり利用されたりしないように気をつけましょう。
星を活かすことで開運できる
このように、「絶」という星は、独自性が強い星であり、どこの柱に絶があっても、人とは少し違った感性や感覚の持ち主となります。
人と違う感性を持っているが故に、いわゆる一般的な働き方や生き方に違和感を感じることが多かったり、人から理解されづらいと感じることもあるかもしれませんが、人と違うということは、良いことでもあります。
自分の個性や独自性を認め、自分が夢中になれることや集中できることにフォーカスして行けば、「絶」の人は一気に開花し生きやすくなります。
「絶」を持っている人は、天才気質とも言える星。
「人と違って良い」と自分を認め、直感やひらめきを活かすようになると、どんどん人生が開けてきます。
ただし、独自性は大いに活かして良いですが、約束を破ったり時間やお金にルーズな面が強くなると人の信頼を失います。人生の不安定な面が強く出てしまいますので、自分を振り返る習慣を身につけ、信頼関係を大事にするように心がけて下さい。
生き方のコツは星によって違います。
自分らしく生きることが開運に繋がります。
ぜひみなさんも、ご自身の素質を知り、素質を生かすことで幸せな人生を創造して行ってくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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