九星気学の流派による違いを徹底検証!6つの論点とアドバイス

九星気学を学ぶ

こんにちは。小野晄子です。

九星気学を使って方位取りをしようと思ったけれど、本やインターネットに書いてあることがそれぞれ微妙に違っていてどれが本当の情報なのかわからない!というような経験をして、困ってしまったことはありませんか。

そんな方に、知っておいて頂きたいのは、「九星気学には流派や考え方、捉え方の違いがある」ということです。

九星気学は何千年も前から存在してきた陰陽哲学や占術を今から約100年ほど前に、園田真次郎先生という日本人が1つの学問としてまとめたものです。

その後、様々な気学家と言われる先生方が検証を重ね、変更が加えられながら現在に至っています。

気学の根源やベースは同じでも、あまりにも壮大な学問であるがために現在でもその解釈には様々な考え方が存在してます。

九星気学は、「気」という目に見えないものを扱う学問ですので、きちんとした根拠には基づいていますが、数学や科学ではありません。

「気」を扱う学問ですから、どの流派が間違っていて、どれが正しいなどと言うことはできないと思います。

それを踏まえた上で、今回は、流派によってどんな考え方の違いがあるのかや、考え方の違いをどのように捉えていくのが良いのか、というのを私なりの見解を述べたいと思います。

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流派による違い① 「真北説」と「磁北説」

流派のちがいの1つに、「真北説」(しんぼくせつ)を取っているか「磁北説」(じほくせつ)を取っているか、ということがあります。

初めて聞く方は難しいと思うのですが、方位学でもある気学において、「北」という基軸となる方位をどこに定めるか、という考え方の違いとなります。

「真北説」(しんぼくせつ)というのは、北極星のある位置、つまり地球の地軸の中心(北極点)を北とみなす方法です。

逆に「磁北説」(じほくせつ)というのは、「コンパスの北」を北とみなす方法です。

「真北説の北」と「磁北説の北」には若干のズレが生じます。

そのズレは、東京では約7度、日本国内でみると、4度~9度のずれとなります。

(稚内で約9度のずれ、那覇では4度のずれ)

私の場合は、真北説を支持しています。

磁北の北は、年を経るごとに年々ずれていっていることがわかっています。

つまり、真北の北は、不変のものですが磁北の北は場所や時間(年)や環境により変化するものであると言うことができます。

現在では、真北説を取っている流派が大半です。

しかし磁北説を支持する方もいます。

私がお伝えしている気学では、不変のもの、絶対に変わらないものを基準にして行こう、という考え方があり、真北説を取っています。

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流派による違い② 地図を平面で観るか球体としてみるか

流派により意見が分かれる論点として地球を球体として方位を見るか

平面で方位を見るかという違いが挙げられます。

日本国内であれば、この考え方の違いにより方位に差はあまり生じませんが、

海外へいく場合、地球を平面で見るか球体で見るかによって、方位は変わってきます。

たとえば、よく目にするお馴染みの世界地図(下)はメルカトル図法という図法により、球体である地球を(無理やり)平面に投影して描いた地図です。

この地図を使用し、方位を8方位に分割して気学を使うと方位線はこのように引かれることとなります。

しかしながら地球を球体として捉えて方位を見ると方位線はこのように曲線となります。

この違いにより、特に海外への移動においては大きな差が生じ意見が分かれてしまいます。

たとえば地球を平面で見た場合、東京から見てヨーロッパ(イタリア、イギリス、フランスなど)は西ですが球体で考えた場合は北西となります。

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流派による違い③ 移動距離と滞在時間による遁甲盤の使い方

遁甲盤には、年盤、月盤、日盤、時盤という種類が存在するというのはどんな流派でも共通する考えです。

しかしながら、移動する距離と滞在時間により、どの「盤」を使うのか、重視するのか、という考え方が流派によって違います。

たとえば5000キロ離れた場所へ海外旅行に行き、4日間滞在する場合、年盤を重視する流派もあれば年盤は見なくて良いという考え方もあります。

海外でなく日本国内であっても、滞在時間や距離により「年盤・月盤・日盤どの盤を使うのか(重視するのか)」というのは流派により意見が違います。

私がお伝えしている気学の流派では、年盤、月盤は引っ越しで使います。

旅行では、基本的には日盤ですが、せっかく吉方位旅行として行くなら月盤も見ましょうね、という考え方です。

旅行や日々の動きで人生が変わることはありませんが、引っ越しは人生が変わるイベントです。

人生が変わるようなイベントでは、大きな年盤、月盤を使いましょう、ということになります。

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流派による違い④ 本命だけでみるか、月命を考慮するか

流派によっては、月命は考慮せず、本命だけで吉方位を割り出すという流派もあります。

その場合、「月命殺」や「月命的殺」という凶方位は存在しなくなります。

私自身は月命も考慮して鑑定をしております。

なぜなら、月命の影響は、10歳を超えると少なくはなりますが、全くなくなるわけではないからです。

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流派による違い⑤ 8方位の角度の違い

九星気学では、方位を東西南北とその間の北東、北西、南西、南東と大きく8方位に分割をします。

8方位を出すにあたってその角度の割り振りを東西南北を30度、北東、北西、南西、南東を60度で取る30度60度説と、すべての方位を45度ずつ取る45度説を支持する考え方があります。

現在では、60度を取る流派が大多数です。

気は、大多数の人がどう捉えるか?ということによっても変わると言われていますので、大多数の意見を採用する、というのも1つの見方になると思います。

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流派による違い⑥ 定位対沖を考慮するかしないか

  • 気学の流派によって、「定位対沖」(ていいたいちゅう)という考え方を取り入れて鑑定を行う流派と「定位対沖」を考慮しない流派があります。

定位対沖とは、星の定位置(後天定位での位置)の対中(遁甲盤における向かい側)に星が廻座する(巡る)とき、その方位を凶方位とするという考え方です。

たとえば

  • 南に廻座する一白水星を取る
  • 北に廻座する九紫火星を取る
  • 北東に廻座する二黒土星を取る(暗剣殺と重なる)
  • 南西に廻座する八白土星を取る(五黄殺と重なる)
  • 北西に廻座する四緑木星を取る
  • 南東に廻座する六白金星を取る
  • 東に廻座する七赤金星を取る
  • 西に廻座する三碧木星を取る

というのが定位対沖における凶方位です。

定位対沖を全く考慮しないという流派もあれば、

  • 南に廻座する一白水星を取る
  • 北に廻座する九紫火星を取る

この2つだけは凶方位とするという流派やすべてを考慮するという流派もあります。

参考記事

定位対冲とは気にした方が良いものですか?凶方位にならないでしょうか?
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そのほかにもあると思いますが、以上が気学の流派によって考え方が異なる主な違いかと思います。

このように、流派の違いがあることを理解して頂ければ、本やインターネットで調べたときに書いてあることがそれぞれ違う!という場合にも納得がいくのではないでしょうか?

しかし、「流派によって違いがあるなんて、どうすれば良いの?」と困ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方のために、気学の流派の違いについて私自身の考えとアドバイスをお伝えしたいと思います。

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流派の違いとの付き合い方とアドバイス

自分で九星気学を勉強して実践する

色々な情報をインターネットなどから仕入れると、何がなんだかわからなくなってしまうのではないでしょうか。

九星気学を活用したいという場合には、1から九星気学を先生についたりスクールに通うなどして勉強して知識を身につけるのが1番だと私は思います。

自分で勉強をすれば、いろいろな考え方があることを理解した上で、どの考え方を採用していくかを自分で決められますし、情報に振り回される事がなくなるのではないでしょうか。

私自身も、九星気学を学び、実践を繰り返していく中で自分の考え方に自信が持てました。

自分で学び、自分で動いてみて検証していくのが1番納得ができますし気学を活用する良い方法だと思います。

最初はあれもこれもと色々な本を読み漁ったりインターネットで調べるよりも、「この先生」と決めてしっかりその先生から徹底的に学ぶ事が良いのではと思います。

先生が言った事が絶対、というのでもないと思います。

ぜひしっかり学んだ上で自分でも試して実行しながら「自分の視点」を確立していってください。

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正しいVS間違っているという二択で見ない

気学を勉強していると、「何が正しいのか」と真理を追求したくなってしまう気持ちが出てきてしまう事があるかもしれません。

しかし気学は数学ではなく、目に見えない気を扱う学問であり哲学思想ですので、科学で証明できるものでもありません。

気学は1つの物の見方だと思います。

「何が正しいか」という一元論に捉われないようにした方が幸せになりやすいのではないでしょうか?

同じ気学という枠組みの中で、いろいろな捉え方や考え方があっても良いと思いますので、あまり絶対的な答えに囚われすぎず、「色々な捉え方がある」とゆったり構えるようにしましょう。

いたずらにタブーを気にするとかえって不幸になってしまいますので、方位に振り回されずに活用していくことと、活用に当たって楽しんでポジティブに使っていくのが良いと思います。

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コメント

  1. ゆうた より:

    他流はダメだといい放つのは占いだけでなく、茶道や華道から始まり、行くつくところは宗教ではないでしょうか。
    他流をけなさずに諭す論調に、大変賛同します。

    • synchrorich より:

      コメントを誠にありがとうございます。
      幸せになる1つのツールとして、気学をお伝えしていますが、タブーや不安を煽るような考え方で逆にネガティブなっては元も子もありません、、
      気学だけでなく全てに通じることかもしれませんね(^_-)

      • みか より:

        はじめまして、自身は別の先生から気学について習ったのですが、
        違う流派の方に一蹴されてしまい、
        気学とは・・・と考えを巡らせて調べ直したところ
        こちらに辿り着きました。
        「学んだものを使って自分で実践してみる」という言葉に私も激しく頷き、心持ちが新たになりました。
        習ったものを自分で体感して、あれこれ検証することを忘れずしようと思います。
        素敵な記事に触れされていただきました。
        ありがとうございます。

        • みか様、こんにちは!
          コメント頂き、嬉しいです。
          ありがとうございます。

          学んだことをベースに
          実際に検証していくのは
          「体験する」
          楽しさもありますよね!

          私も先生から、
          「100人いれば、100通りの気学があって良い」
          と教わりました。

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