こんにちは。小野晄子です。
気学を使った方位取りの旅行や吉方位へのお引っ越しをされたという方へ。方位取りの効果は確かに実感しているけれど、「効果がいつ出るのかいまいちわからない」と考えることはありませんか?
九星気学では、方位を使って移動をした場合の 「効果の出方」には原則があるということを説いています。
今回は、「気学を使った移動をした場合の効果の出方」について5つの法則をご紹介します。
これを知っておけば、気学を使って方位取りをした際に「いつどんな効果があるか」ということが明確に予測できますのでより幸運を掴みやすくなること間違いなしです。
ぜひご活用下さい。
「顕現期」とは
気学を使って方位取り(引越し)をした際に、実際にその効果が現れる時期のことを「顕現期」(けんげんき)と言い気学での効果が現れることを「顕現(けんげん)する」と言います。
「移動」と「顕現期」には明確な法則があります。
次項では、「顕現期」の5つの法則をご紹介します。
1. 取った星が中宮に来る年月に出る
たとえば、2016年に南へ吉方位で引越ししたとします。
2016年の年盤は下記のようになります。
南には六白金星が廻座(かいざ)していますから、引越しによって年盤で六白金星を取ったことになります。
この引越しの吉効果の顕現期は「六白中宮の年月」です。
移動によって取った星、「六白金星」が年盤の中宮に巡ってきたときにこの引越しの吉効果が大きく出ます。
次に六白中宮が巡ってくるのは2021年ですから2021年に大きな吉の効果が現れるということです。
9年ごとに、同じ中宮が巡ってきますから、2030年、2039年にも同じように大きな吉がやってきます。
これは60年間にわたって続くこととなります。
2. 後天定位の星が中宮に来た年月に出る
たとえば1と同じ例で、2016年に南へ吉方位で引っ越したとします。
南の後天定位の星は九紫火星です。
よって、九紫火星の吉を取ったことにもなります。
顕現期は、この九紫火星が中宮に巡ってきた年月となります。
2016年から見ると、次に九紫火星が中宮に巡ってくるのは2018年ですから、2年後には大きな吉効果が出ます。
1と同様、9年ごとのサイクルで見ますので、2027年、2036年、2045年・・・というように9年ごとに大きな吉の効果を体験していくことになります。
3. 取った方位の十二支の年月
たとえば1、2と同様2016年に南へ吉方位へ引っ越ししたとします。
そうすると、取った方位は十二支で言えば「午」になります。
よって「午」の年に、効果が現れる=顕現があります。
12支は12年に1回巡ってきますので次の顕現期は午年の2026年となります。
4. 自分の本命が中宮に来た年月
例えば、1~3と同じ例で2016年に南の方位で吉を取った方の本命星が一白水星だったとします。
その場合、本命が中宮に来る年月=つまり、一白水星が中宮に来る年月が顕現期となります。
つまり、翌年の2017年に2016年に取った吉が顕現することとなります。
5. 1、4、7、10、13の法則で出る
こちらは、1や2に比べると、作用が小さいと言われていますが1、4、7、10 の法則というものがあり多少顕現します。
例えば、1~4と同様、2016年に南へ吉方位へ引越しをしたとします。
その場合、取った年を1年目と数えて1年目、4年目、7年目、10年目、13年目で顕現するという法則があります。(線路で出ると言います)
この場合、13年目が最も大きな吉の効果が現れることになります。
凶方位を取った場合はどうなるか
凶方位を取った場合にも、顕現の仕方は上記で紹介した1~5と全く同じです。
1~5の年で、大きな凶作用が現れやすくなりますので、注意が必要となります。
これを避けるには、吉を取って凶作用を消していくしかありません。
旅行や日帰りの移動の場合はどうなるか
旅行や日帰りの移動の場合の効果の現れ方も同じですが、旅行や日帰りの移動の場合には年盤ではなく月盤や日盤で見ていきます。
しかし、旅行や日盤での移動の場合には作用が小さいので気付きにくいかもしれません。
以上、「気学の効果がいつ出るのか」という効果の現れ方の法則についてご紹介しました。
多少、ずれが生じる場合もありますが、気学を使ってお引っ越しをした場合には、以上で紹介した法則で効果がきちんと現れてきます。
これを知っておけば、「この現象はあの時の方位取りの吉効果だ!」ということが明確にわかるようになります。
逆に凶方位を取ってしまった場合にも、「この現象はあの時凶方位を取った時の凶作用だ」とわかるのでアンラッキーにも納得がいくようになりますよね。
上記を参考に、吉方位を取ったらぜひ効果が出る「時期」を意識してみて下さい。
より気学が楽しくなること間違いなしですよ。
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