小野晄子です。
今回は、九星気学における「胎年加味」(たいねんかみ)という考え方についてシェアします。
胎年加味とは?
「胎年加味」(たいねんかみ)とは、「胎年」、つまり生まれる前に母親のお腹の中にいる期間を考慮するという意味です。
九星気学において、お引っ越しの鑑定をする際に「胎年加味」を見る事があります。
胎年加味を考慮すべき人とは
胎年加味(たいねんかみ)は全ての人に適用するものではありません。
2月生まれの方(3月前半も含む場合あり)のみ、考慮した方が良い事があります。
また、通常の旅行や日盤吉方では加味しませんので、お引越しの鑑定をするときのみ、少し注意が必要な事項となります。
胎年加味(たいねんかみ)を考慮する方は、2月4日(節代わりの日)〜2月末くらいまでに生まれた方です。
身体が小さめの人でしたら3月生まれの方も配慮する場合もあります。
2月に生まれた方は、生まれる前にお母さんのお腹の中にいるときに前の年の影響を受けている期間がとても長いです。
そのため、本命星に生まれ年の星に加え、前の年の星の影響が少し残っています。
特に2月の4日とか、5日生まれの方は、かなり前年の影響を受けています。
胎年加味の例
例えば、2018年2月5日生まれのAさんの場合ですが、本命星が九紫火星、月命星が五黄土星となります。
しかしこの方は2月生まれで、節代わりの後すぐにお生まれになっていますので、本命星は九紫火星なのですが、前年の一白水星の影響を少し受けているとして鑑定します。
方位鑑定の場合には、本来Aさんの本命殺は九紫火星なのですが、一白水星の方位に引越しした時に本命殺の影響が少し出てしまうことがあります。
これを胎年加味と言います。
胎年加味での本命殺の影響はすぐに消える
胎年加味での本命殺は、また吉方位へ引越しをするとすぐに消えるという事が言われています。
ですので吉を取れるチャンスなのであれば取っておいて、本命殺の影響を消すためにまた吉方位を取れれば良いです。
ですので胎年加味を大げさに恐れることはありません。
本命殺は身体に出やすいので、病気が重い方などは、しっかり胎年加味をした方が良いでしょう。
繰り返しになりますが、旅行や日盤吉方の場合は胎年は加味しなくて大丈夫です。
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やや上級の知識となりますが、今回は2月生まれの方の胎年加味についてご紹介しました。
胎年加味での本命殺を大げさに恐れないようには注意して下さい。
気学はしっかりと学んで知識を活用する事が開運のコツになると思います。
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