こんにちは。小野晄子です。
九星気学を現在学んでいるという方や、方位取りなどを実践したいと思っているあなたへ。
気学を活用するにおいて避けて通れない概念が「相生と相剋」(そうじょう)(そうこく)そして「相星」(あいぼし)という概念です。
今回は、この相星について解説をして行きます。
九星気学における相星(あいぼし)とは?
九星気学における「相星」(あいぼし)とは、言ってみれば「相性の良い星同士」ということになります。
人間関係においても、本命星が相星同士だと、理解しあいやすい、協力関係を築き易いといった特徴が出やすいです。
相星の概念を理解するには、まずは九星気学における「五行」の考え方を理解する必要があります。
五行とは、「木 火 土 金 水」という5つの要素のことです。
そして、この五行には「相生」(そうじょう/そうしょう)と「相剋」(そうこく)と呼ばれる2つの関係性がありますのでこの2つの「相生」「相剋」について理解する必要があります。
相星の図
下記は、「相星の図」と呼ばれる図です。
この相星の図を見ると、五行の関係性が良くわかります。
隣り合っている五行や星同士というのは、関係性で言うと「相生」(そうしょう)と言って、生み出す、生み出される、と言う関係性であり、互いに協力しあえるような関係ということになります。
具体的には
- 水ー木
- 木ー火
- 火ー土
- 土ー金
- 金ー水
という関係性です。
相星の出し方
相星とは、
- 五行が相生となる星同士の関係
- または、同じ五行の星同士の関係
の星のことです。
ただし注意としては
- 自分の星
- 五黄土星
この2つは相星から除くようにします。
親星・子星・兄弟星とは
相星にも3種類の分類があります。
- 親星
- 兄弟星
- 子星
の3つです。
親星というのは、五行において自分を生み出してくれる関係にあたる星のこと。
例えば「火」から見ると「木」から矢印が火に向いています。
これは、「木が燃えて火が生ずる」というように「木」が「火」を生み出すということを表しています。
「火」から見ると「木」は親に当たりますから、九紫火星にとって、四緑木星や三碧木星は「親星」ということになります。
逆に、自分が生み出す立場の星を「子星」と言います。
例えば三碧木星にとっては九紫火星は「子星」となります。
そして最後に、「兄弟星」とは、「同じ五行の星同士」のことです。
例えば、二黒土星と八白土星は同じ「土」の五行を持っていますから「兄弟星」としてみます。
それぞれの星の相星一覧表
それでは、上記の法則に基づき九星それぞれの相星を下記まとめます。
<一白水星の相星>
三碧木星 (子星)
四緑木星 (子星)
六白金星 (親星)
七赤金星 (親星)
※一白水星には兄弟星はありません。
<二黒土星の相星>
九紫火星 (親星)
八白土星 (兄弟星)
六白金星 (子星)
七赤金星 (子星)
<三碧木星の相星>
一白水星 (親星)
四緑木星(兄弟星)
九紫火星 (子星)
<四緑木星の相星>
一白水星 (親星)
三碧木星 (兄弟星)
九紫火星 (子星)
<五黄土星の相星>
九紫火星 (親星)
二黒土星 (兄弟星)
八白土星 (兄弟星)
六白金星 (子星)
七赤金星 (子星)
<六白金星の相星>
二黒土星 (親星)
八白土星 (親星)
七赤金星 (兄弟星)
一白水星 (子星)
<七赤金星の相星>
二黒土星 (親星)
八白土星 (親星)
六白金星 (兄弟星)
一白水星 (子星)
<八白土星の相星>
九紫火星 (親星)
二黒土星 (兄弟星)
六白金星 (子星)
七赤金星 (子星)
<九紫火星の相星>
三碧木星 (親星)
四緑木星 (親星)
二黒土星 (子星)
八白土星 (子星)
※九紫火星には兄弟星はありません。
以上が各九星の相星の一覧となります。
相星の活用法
自分にとっての相星がわかると、人間関係だけでなく、ラッキーフードやラッキーカラー、ラッキーナンバー、ラッキー方位、などなど自分の気を高めてくれるものが分かりますので、運気アップに応用していく事が可能です。
まずは相星の出し方や概念をしっかり押さえる事が、気学を活用するためのベースとなります。
参考になれば幸いです!
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