こんにちは。
小野晄子です。
今回は、「四柱推命」(しちゅうすいめい)という占いに興味をお持ちの方へ向けて、動物占いと四柱推命の関連性について紹介しますね。
四柱推命、というと、
- 難しそう!
- 覚えるのが大変そう!
- 私には無理〜
などなど、とにかく大変、難しい、複雑、というイメージをお持ちの方が多いようです。
そんな四柱推命ですが、実は「動物占い」の元になっている占いでもあるんです。
ご存じでしたか?
「動物占い」というと、「私はこじか!」とか、「私はタヌキです〜」などなど、ご存知の方も多く、メジャーな占いですよね。
今回は、そんな動物占いと四柱推命の星がどのように対応しているのか、星の見方や星別の簡単な性格などをシェアさせて頂きます。
ぜひご自身やご家族の資質を理解するためにもご活用くださいませ。
動物占いで見る十二種類の動物とは?
動物占いでは、生年月日により、下記の12種類の動物のいずれかに分類され性格を占うことができます。
12種類の動物は下記の通りです。
①オオカミ
②こじか
③さる
④チーター
⑤黒ひょう
⑥ライオン
⑦トラ
⑧タヌキ
⑨コアラ
⑩ゾウ
⑪ヒツジ
⑫ペガサス
四柱推命における十二運星とは
四柱推命では、12種類の「十二運星」(じゅうにうんせい)と言われる星があり、この十二運星が動物占いと対応しています。
四柱推命では、生年月日から「命式表」(めいしきひょう)と言われる星の組み合わせを見ることができるのですが、この命式表における、日柱の十二運星が動物占いと対応しています。
みなさんも、ご自身の日柱の十二運星を調べてみてくださいね。
下記から生年月日を入れるとお調べ頂けます。
動物占いと四柱推命の十二運星の対応
動物占いにおける12種類の動物は、四柱推命の十二運星とそれぞれ下記のように対応しています。
①オオカミ→胎(たい)
②こじか→養(よう)
③さる→長生(ちょうせい)
④チーター→沐浴(もくよく)
⑤黒ひょう→冠帯(かんたい)
⑥ライオン→建禄(けんろく)
⑦トラ→帝王(ていおう)
⑧タヌキ→衰(すい)
⑨コアラ→病(びょう)
⑩ゾウ→死(し)
⑪ヒツジ→墓(ぼ)
⑫ペガサス→絶(ぜつ)
十二運星は人の一生に例えられる星
四柱推命における十二運星という星は、動物占いの動物にも例えられますし、元来、人の一生に例えられて名付けられた星でもあります。
例えば「病」とか「死」、「墓」といった星がありますが、これらは人が年老いて病に臥せっている状態や、肉体を離れて死んだ状態、そして墓に入った状態・・といった一生の中での時期に例えられます。
死、とか病、墓、というとネガティブな印象があるかもしれませんが、マイナスの意味があるわけではないです。
十二運星でわかる性格と資質
ここで、簡単に十二運星別に性格や特徴、資質などをご紹介します。
ご自身の命式を出力した上で、参考にしてみてくださいね。
①胎(たい)<オオカミ>
十二運星における「胎」(たい)という星は、動物占いでは「オオカミ」に例えられます。
また、人の一生では「胎児」に例えられ、お腹の中にいる赤ちゃんの星です。
まだこの世に誕生していないお腹の中の赤ちゃんなので、言ってみれば「この世に生まれたらあんなこともしてみたい、こんなこともしてみたい・・」とワクワクといろいろなことを考えている状態。
「胎」の星を持っている人は、とてもアイデアが豊富で発想力がとても豊かな人です。
独自のアイデアや世界観を活かし、人には真似できないオリジナリティーを発揮することができるのが強みでもあります。
②養(よう)<こじか>
四柱推命の十二運星の「養」(よう)という星は、動物占いでは「こじか」に例えられます。
また人の一生では、「赤ちゃん」に例えられ、生まれてきたばかりの幼子の資質を持つとされます。
「養」の星を持つ人は、まさに赤ちゃんのように純粋で好奇心が旺盛、人から愛されることが大好きな資質を持っています。
赤ちゃんの星ですから、人に上手に頼ったり、可愛がられるということが人生の1つのテーマだったり、強みを発揮するためのポイントにもなります。
「養」を持っている人は、上手に人に頼り、愛され上手になることが開運の近道になりますよ。
③長生(ちょうせい)<さる>
四柱推命の十二運星の「長生」(ちょうせい)という星は、動物占いでは「さる」に例えられます。
また人の一生では、「子供」に例えられ、小学生くらいの成長期真っ盛り、好奇心旺盛な時期に例えられます。
子供時代に例えられる星ですから、好奇心が旺盛だったり成長意欲があり、物事をどんどん吸収していく力があります。
なんでも器用にこなせるタイプが多いのも特徴です。
④沐浴(もくよく)<チーター>
四柱推命の十二運星の「沐浴」(もくよく)という星は、動物占いでは「チーター」に例えられます。
また人の一生では、「思春期」に例えられ、中学生〜高校生くらいの感受性の強い思春期時代の大人になりかけている子供に例えられます。
思春期は感受性が強く、傷つきやすかったり思い悩みやすい時期でもあります。
そんな思春期に例えられる「沐浴」の星を持つ人は、感受性が強く、感性やヒラメキでパッと行動する特徴があります。
思春期は夢や希望に溢れる時期でもあります。
沐浴の星を持っている人は、可能性に向かってチャレンジする気質を持ち、可能性を感じると大胆にワクワクと挑戦していく資質も持っています。
⑤冠帯(かんたい)<黒ひょう>
四柱推命の十二運星の「冠帯」(かんたい)という星は、動物占いでは「黒ひょう」に例えられます。
また人の一生では、「成人」に例えられ、ちょうど成人式を迎えた頃の大人を表す星でもあります。
成人の時というのは若さに溢れエネルギッシュに行動できる時期ですし、成人式というと着飾って華やかに装う時でもありますよね。
そんな成人の星「冠帯」を持つ人は、華やかさを持ち合わせ、積極的に行動する積極性を持つ気質の人です。
子供から大人になると人との関わりも増え、社交性が求められるようになりますが、「冠帯」を持つ人は社交性が高く積極的に人との交わりやコミュニケーションを取る資質も持っています。
エネルギッシュな行動力から情報通にもなりやすく、特に新しい情報や流行には敏感です。
⑥建禄(けんろく)<ライオン>
四柱推命の十二運星の「建禄」(けんろく)という星は、動物占いでは「ライオン」に例えられます。
人の一生では、社会人になって働き始めた若者を表します。
「建禄」は、若者の星ですからエネルギッシュで現実を切り拓くパワーに溢れている星です。
また社会人の星であることからも、とても堅実で責任感があり、しっかりと着実に仕事をこなす脂質や強みを持っています。
几帳面で完璧主義な一面も持ち合わせています。
⑦帝王(ていおう)<トラ>
四柱推命の十二運星の「帝王」(ていおう)という星は、動物占いでは「トラ」に例えられます。
人の一生では、中年期を表し、働き盛りの最も脂の乗った時期にも例えられます。
中年期には役職がついて人の上に立ち、リーダー的な役割を任される人も多いでしょう。
そんな中年期の星「帝王」は、面倒見が良く弱いものを助ける親分肌の持ち主でもあります。
人の上に立つ素質があったり、リーダーポジションや経営者として実力を発揮する人も多いです。
働き盛りの星ですから、とてもエネルギッシュな星でもあります。
社会で活躍する素質を秘めているので、パワフルに活動することで星を生かすことがしやすくなります。
⑧衰(すい)<たぬき>
四柱推命の十二運星の「衰」(すい)という星は、動物占いでは「たぬき」に例えられます。
人の一生では、会社を引退した会長職や老人を表す星でもあります。
会社でも、実際に権力を握っているのは社長ではなく会長だったりしますが、「衰」の星を持っている人は影の実力者タイプ。
控えめな素質を持ち、自分が前面に出て目立って活躍するタイプではありませんが、実力や知恵によって裏方で人を支えるアドバイザー的な素質を持ちます。
「老人」は、若い頃に比べると身体の自由は効きませんが、百戦錬磨の経験や知識によって本質を見抜いたり、的確な判断ができるという強みを持ちますよね。
「衰」の星を持つ人は、そんな的確な判断力や本質、本物を見抜く力を持つ人でもあります。
⑨病(びょう)<コアラ>
四柱推命の十二運星の「病」(びょう)という星は、動物占いでは「コアラ」に例えられます。
人の一生では、年老いて身体の自由が効かなくなり病に臥せった老人を表す星でもあります。
病に臥せった老人、というと聞こえは悪いですが、身体の自由が効かない病人は「あんなことがしたい、こんなことがしたい」と想像力がとても豊かです。
病人に例えられる「病」の星を持つ人は、とても発想力が豊かで創造性、独創性を強みとして発揮できる人です。
「病」を持つ人は、クリエイティブな力を活かして活躍できる素質を秘めています。
⑩死(し)<ゾウ>
四柱推命の十二運星の「死」(し)という星は、動物占いでは「ぞう」に例えられます。
人の一生では、肉体を離れて死んだ状態を表す星になります。
肉体を既に離れていますので、スピリチュアルな意味を持つ星でもあり、「死」を持つ人は非常に直感力に優れ天才的なヒラメキを持つのが特徴です。
既に肉体を離れた意味を持つ星ですから、精神的な充足や精神的なものに価値を置く生き方が合っている人とも言えます。
物質的なものへの執着を手放し、一瞬一瞬を大切に今を生きることで星の良さや強みを生かしていくことができるとされています。
⑪ヒツジ→墓(ぼ)
四柱推命の十二運星の「墓」(ぼ)という星は、動物占いでは「ひつじ」に例えられます。
人の一生では、死んでお墓に入った状態を表す星になります。
お墓に入っていますので、動きがありません。
「墓」の星を持つ人は、動き回るのではなく「何かを掘り下げる」という力に長ける人となります。
実際に、物事を突き詰めていく探究心に優れ、良い意味でのオタク気質な人となりますから専門的なスキルや知識を磨くことで能力を発揮しやすくなります。
地道に1つのことをコツコツと掘り下げたり続ける堅実さ、着実さも強みになる人です。
⑫ペガサス→絶(ぜつ)
四柱推命の十二運星の「絶」(ぜつ)という星は、動物占いでは「ペガサス」に例えられます。
人の一生では、死んで肉体を離れ、魂だけになった状態を表す星になります。
動物占いでも、「ペガサス」という架空の動物に例えられる「絶」は、どこかフワフワとして独特な価値観や精神性を持つ星でもあります。
周りからは変わり者と見られることもあるかもしれません。
肉体という制限を持たない魂だけの星ですから、制限や束縛を嫌い、自由に飛び回る気質を持っています。
鋭い直感力やヒラメキを生かして自由に行動することで星の良さを生かしやすくなります。
四柱推命で仕事も人間関係も開運!
以上、今回は動物占いと四柱推命の対応や十二運星という星について紹介しました。
難しいイメージを持たれやすい四柱推命ですが、四柱推命がわかると自分や家族、周囲の人のことが深く理解できるようになり、強みや素質の活かし方もわかるので人間関係や仕事、人生が楽しくなりますよ!
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