水天需とはどんな易?易経&易占いメッセージ

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こんにちは。

小野晄子です。

易経や易占いに興味をお持ちのあなたへ。

今回は、易64卦の中の5番目の易「水天需」(すいてんじゅ)という易について、なるべくわかりやすく解説します。

  • 「水天需」の易にはどんな意味がある?
  • 易占いで「水天需」が出た時にはどう読み解く?
  • 易経にはどんなことが書いてある?

などについて知りたいという方は、下記お読みになってみてくださいね。

水天需の易の形

水天需は、「すいてんじゅ」と読みます。

易の形は、下記のように表されます。

上の卦が「坎」(かん)、下の卦が「乾」(けん)となります。

水天需の易の基本的な意味

水天需(すいてんじゅ)は、64卦ある易のうち5番目の卦となります。

1番目の「乾為天」(けんいてん)という易は陽のエネルギーを表す易でした。

そして2番目の「坤為地」(こんいち)という易は陰のエネルギーを表す易。

そして3番目の「水雷屯」(すいらいちゅん)では、そんな陰と陽が交わって、苦しみの中から新しいものが生み出される、ということが書かれていました。

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4番目の「山水蒙」(さんすいもう)では、まだ生まれたばかりの無知な子供がどうやって学びをしていくのか?という学びや教えを請うための姿勢について書かれていました。

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そして5番目に来る「水天需」。

「需要の「需」

水天需の「需」(じゅ)には、需要、求め、求めるもの、入り用なもの、必要なもの、などの意味があります。

子供が成長すれば、飲食など、必要なもの、求めるものも増えます。

そんな飲食の道や必要なもの、求めるものを得る道について書かれているのが「水天需」の易です。

「需」には「待つ」という意味がある

「需」には「待つ」という意味もあります。

危機に直面したときに、どのような姿勢で待つべきなのか。「待つ」ということについて書かれているのが「水天需」の易です。

水天需の本卦

水天需の易の本卦を読んでみましょう。

需は孚あれば、光いに亨る。貞なれば吉なり。大川を渉るに利ろし。

(じゅはまことあれば、おおいにとおる。ていなればきちなり。たいせんをわたるによろし)

この言葉は、

「目の前には大きな危険な川があるけれど、ゆっくりと待つことが大事である。

待つ姿勢を持ち、正しい道を行く心があれば、危険を乗り越え、難しいことも成し遂げることができますよ」

ということを意味しています。

水天需の易の形から意味を読み解く

水天需の易の形をもう一度見てみましょう。

上には「坎」(かん)、つまり「水」の気があります。

そして下にあるのは「乾」(けん)、つまり「天」の気です。

 

天=空の上に水がある、つまり雨が降りそうで降らない・・

そんな状態を表しているのが水天需の易の形です。

 

「坎」が表す「水」は困難や落とし穴、危険を意味するものでもあります。

向こう側(目の前)に危険や困難が待ち受けている形とも見ることができます。

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水天需のメッセージ

占って水天需の易が出た時には、どんなメッセージを受け取れば良いでしょうか。

  • 悠然とした気持ちで待ちましょう
  • 待つことができればこれから幸運がやってきます
  • 無理に進もうとすると困難が待ち受けています
  • ゆっくりと時間をかけて進みましょう
  • タイミングを待てば困難も乗り越えることができます

水天需にはこのようなメッセージがあります。

水天需の6つのストーリー

それでは、水天需の中の6つのストーリーである、初爻から上爻までの易経の言葉と意味を見ていきましょう。

水天需 初爻

郊に需つ。恒を用いるに利あり。咎なし。

(こうにまつ。つねをもちうるにりあり。とがなし)

「郊」とは、「郊外」の「郊」。

つまり、離れた場所のことです。

問題や危険な場所から少し離れ、距離を置いて状況を見ましょう。

様子を見ながら待ち、それから動くようにしましょう、というメッセージとなります。

 

水天需 二爻

沙に需つ。小し言うこと有れど終には吉。

(しゃにまつ。少しいうことあれどついには吉。)

2つ目のストーリーである二爻でも待つことの重要性が説かれてます。

沙、というのは砂のことです。

「沙に需つ」は、危険な川から少し離れた砂場で様子を見ているような様を表しています。

「少し言うことあれど」というのは、「待つばかりで動かない姿勢を周りからは文句を言われるかもしれないけれど」という意味です。

動かない姿勢を周りから少し批判されるようなこともあるかもしれないけれど、最終的には待つことが吉となりますよ。

という意味です。

 

水天需 三爻

泥に需つ。冦の至るを致す。

(でいにまつ。あだのいたるをいたす)

「泥に待つ」とは、危険な川がすぐ目の前に迫っているような泥地で待っている状態を示しています。

「冦の至るを致す」は外敵が攻めてくる、危険が目の前に迫ってくる様を表しています。

待つことができないと危険に飲み込まれてしまいますよ、という注意喚起のメッセージとなります。

 

水天需 四爻

血に需つ。穴より出ず。

(ちにまつ。あなよりいず)

「血に需つ」とは、危険な穴に入り込んでしまい、怪我をしてしまい、血だらけになりながら穴の中で待っているような様を示しています。

今は危機的な大変な状況ではありますが、そんな状況でも待っていればいずれは助けが来て窮地から抜け出すことができるでしょう、というメッセージです。

水天需 五爻

酒食に需つ。貞なれば吉。

(しゅしょくにまつ。ていなればきち)

危険な状況には変わりがないのですが、そんな中でも開き直ってお酒を飲んで、美味しいものを食べて待てば良い、ということが書かれています。

美味しいお酒や食べ物を飲み食いして待つ、というくらいの心の余裕を持って待っていれば、いずれ上手く行きますよ、というメッセージとなります。

 

水天需 上爻

穴に入る。速かざる客三人来る。之を敬すれば終に吉。

(穴にいる。まねかざる客さんにんくる。これを敬すればついにきち。)

上爻は、困難の極みの状況であり、言ってみれば「ドン底」の状態を表しています。

しかし「陰極まれば陽となる」というのがこの世の法則です。

どん底に落ちれば、あとは昇るだけなのです。

「招かざる客3人来る」とは、思いがけない賢者が3人やってくる、ということを言っています。

思いがけない助けが来るから、その助けや助けに来てくれた人を尊敬し、敬い、従いなさいね、というメッセージです。

 

ということで以上、今回は、64の易の卦の中の5番目の易、「水天需」(すいてんじゅ)という易について紹介しました!

易は易経の言葉が難しく感じられる方も多いと思いますが、映画のように1つ1つがストーリーにもなっていて、とても面白いです。

易を学んでみたい方は、下記動画で学べる易講座を開催しておりますのでご案内をご覧くださいませ

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