こんにちは。
小野晄子です。
今回は、風水における「張りと欠け」の概念について解説します。
- 風水における張りとは何?
- 欠けとは何?
- 張りと欠け、それぞれどんな作用がある?
- 張りと欠けの違いは?
など、気になる方や、良い家相の家をこれから建てたい、良い家相の家に住みたいと思われている方は、参考にしてみてください。
家相での張りと欠けにはどんな意味がある?
家相の張りの意味
家相において、「張り」には吉相の意味があり、「張り」がある家に住むことによって、その家に住み続ける限り「張り」の良い影響を受ける事ができます。
どこの方位が「張り」になっているのかによって、どんな吉の影響があるのか意味が変わってきますので、あなたの職業やお悩みに応じて、張りにする方位を選ぶと良いです。
例えば、「北」を張りにする事で、人間関係に恵まれるようになったり、人脈が増える、健康になる、夫婦円満になる、家庭が温かくなる、などの作用が得られます。
家相の欠けの意味
家相において、「欠け」の家には凶相の意味があり、欠けの家に住むことによって、マイナスの影響を受ける事があります。
風水では、張りと欠けが全てではなく地相の影響も大きいですので、欠けがあるからと言って、凶作用がある家だと決めつける事はできませんが、どの方位が欠けているかによって、どんな悩みが生じやすいかをある程度見る事が可能です。
例えば北西の方位が「欠け」であれば、家の家長や主人、父親などに問題が出やすかったり、充実感を感じにくいなどの作用が出る場合があります。
しかし注意したいのは、欠けがあるから張りも出てくるという事です。
欠点があるから長所が引き立つように、欠けがあるからダメ、という様な単純な見方をしない方が良いです。
家相における張りと欠けの見方
家相において「張り」と「欠け」はどのように見分けたら良いのでしょうか。
張りと欠けを見るには、まず最初のステップとして、下記について行いましょう。
- 家の平面図を用意しましょう
- 平面図を用意したら、平面図を切り抜きます。
張りとは
張りとは、建物の一辺に対して1/3以下の長さの出っ張りの事です。
端ではなく、中心に出っ張りがある場合には、一辺の長さの1/5以下であれば張りとみなします。
欠けとは
建物の一辺の1/3以上の長さの出っ張りがあると「欠け」となります。
下記のように、出っ張っている部分が一辺の1/3以上ですと欠けが生じます。
下記の図ですと、中央の出っ張りが一辺の1/5を超えているため、両側が欠けとなります。
自分の家の張りと欠けを探してみよう
自分の家の張りと欠けがわかると、人生におけるストロングポイントと反対に悩みが生じやすい課題がわかります。
一般的には張り=吉 欠け=凶 と言われており、開運したいという方は張りがある家を選ぶ事がおすすめです。
しかし現在の家が欠けている場合でも、欠けがあれば必ずその分、出っ張ってるところもあるはずです。
出っ張っているところは、本来一辺の1/3以下とか中央であれば1/5以下が望ましいですので、それ以上であれば「張り」とは言えないですが、欠けがあるから張りもあるという事。
張りも欠けもない家よりも、欠けでもあった方が人生面白いと私は先生から教わりましたよ。
欠けがある場合の対策
家相に欠けがある場合には下記の方法で補う事ができます。
移動の方位で欠けの方位や作用を補う
家に欠けがあっても、過去に吉方位を取って引っ越しをしていたり、日頃から日盤吉方を取っていれば欠けの作用を補う事が可能です。
地相で欠けの作用を補う
家相というのは、家の相と土地の相(地相)をセットで見ます。
家相が欠けていても、土地の形が張りになっていれば家相の欠けを補う事ができます。
四神思想で欠けを補う
地相の中には「四神思想」という考え方があり、周辺環境の良い条件の立地場所の家に住むと大変良い影響を受ける事ができます。
関連記事
風水で見る良い土地の条件についてシェアしています。

以上、今回は、家相における張りと欠けとは何か、見方などについて紹介しました。
参考にしてみて下さい。
九星気学風水を学んでみませんか?
九星気学風水を学んでみませんか?
オンラインで学べる講座を開催しております。

コメント