占い師の友人と話した本音の話。

小野晄子のブログ

こんにちは。

小野 晄子です。

今日は、「占い師の本音」というテーマで、私自身が普段感じていることや、占い師の友人と話した内容についてを書かせて頂きたいと思います。

占い師の友人との話。世間一般の「占い」のイメージって・・・・

実は本日、西洋占星術やタロット諸々の占い師をしている友人とラインでやり取りをしていたのですが、こんな話が持ち上がりました。

「世間一般的に、占い=未来を当てるもの」と意味づけがされているけれど、占い師側はそのように捉えていないことが多いですよね。

という話題で盛り上がった?のですね。

占い師と呼ばれたくないという気持ち

「占い師の本音」というタイトルをつけておいて何ですが・・

実は私、占いを生業としていて占いを教えておりますが、「占い師」と呼ばれたくないと思っています。
(「占い師」という言葉を使った方が、ブランディングしやすいのかな・・とか、伝わりやすいこともあるので、占い師と名乗ったり、名乗ることもあるんですが、本当は違和感。)

何故ならば、あまりにも世間では「占い=未来を当てるもの」と言うイメージが固定化されているように思うからです。

世間で求められているのは当たる占いなのかもしれませんが、私自身は、占いを未来を当てるものとしては使っていないんですね。

そのギャップに対して、葛藤がありました。

私が考えている占いとは

私自身は、「占い」と一言で言っても、様々な占術や学問がありますし、様々な側面があると思っているんです。

エンターテイメントの占いもあって良いと思うし、それもそれで楽しい。

ですが、学問でもあり、中には数千年もの歴史を持つものや、長い歴史の中で洗練されてきたものもあります。

人生哲学でもあるし、生きる知恵であり、自分を知るツールでもあるし、神様や見えない力と繋がるためのツールでもある。

インスピレーションや直感を磨いたり、受け取ったりもできるし、欲しい答えを自分で見出すこともできる。

占いには様々な側面があり、人生を良くするための哲学、知恵そのものだと思うのです。

もちろん、未来を予測することもできますが、それって、占いのたくさんの奥深い意義や、側面のたった1つに過ぎないんですよね。

だからこそ、「占いで未来を当てる!」と言うそこだけにフォーカスしたマーケットの作り方には物凄い違和感を感じるし、

「いや、占いってそんな単純なものじゃないから。」

とか

いろんな感情が湧いてきてしまうんですよね・・。

友人も同じように捉えていたので安心した

こういう葛藤や複雑な感情を抱えているのは少数派なのかな?

と思っていたのですが、

今日、私から見たらバリバリ占い師として活躍している友人から

「占い師側は『占い=未来を当てるもの』と思っていないことがほとんどですよね〜」

と言う言葉を頂いたので、びっくりしたと同時に、

「私だけじゃなかったのか〜」と、安心したのですね。

「そうそう。占いって未来を当てるものじゃなくて未来を創るためのものですよね」

とお返ししたのですが。

 

そういえば、以前、何十年も算命学を学ばれて極められている生徒さんにお会いした時に、その生徒さんも

「私は占い師とは呼ばれたくない。勉強している人ほど、占い師と呼ばれたくないと思っていると思います」

と言うことを仰っていて印象に残っています。

中にはたくさん勉強されて、「占い師」として誇りを持ってお仕事されておられる方もいらっしゃると思うので、これは人それぞれなのかもしれないですが、私自身はすごく共感しました。

お客さんを依存させるほどにお金が儲かる仕組みに対する疑問

占い業界の闇というのも色々あると思っています。

いわゆる電話占いとか、一般的な占いの業界では、お客さんが依存すればするほどお金が儲かる仕組みになっているのとよく言われます。
(もちろん良心的にされている方や会社もあると思いますが仕組み的にどうしてもそうなりやすい)

私は依存する人を作り出したい訳ではないので、講座に力を入れ、教育として、学問として占いを伝えてきました。

「学ぶ」ということで、自分で自分を幸せにする力が身に付いてくるんですね。

どうしたら幸せになれるか?ということが自分でわかるし、自分で答えを導けるようになる。

精神的に自立した人しか人を幸せに導くことはできないと思うのです。

だからこそ、まずは自分で自分を幸せにする力を学びによって高めてもらいたい、という想いがあります。

自分で自分を幸せにすることが出来たら、周りの人を幸せにしていくことが出来るのですね。

だからまずは自分、ということも伝えています。

 

占いを人生を良くする知恵として楽しみながら活用してほしい

私は「占い師と呼ばれたくない」という話をしましたが、正直に言うと、実は「占い」という言葉自体にも抵抗を感じることが多かったりします笑

それは「占い師と呼ばれたくない」と言う理由と同じで、私がお伝えしている学び

マヤ暦、気学、四柱推命、姓名鑑定、オラクルカード、易・・

諸々。

世間一般では「占い」と呼ばれているし、そう言う括りになっているし、他に言葉が見当たらないから仕方なくそう呼んでいるけれど。

「世間一般で占い=未来を当てるもの」と考えられているとするなら、

私が伝えているものは、そこには当てはまらないんですよね。

実際、九星気学もマヤ暦も、世間では「占い」とか言われていますが、気学やマヤ暦を伝えている伝え手はみんな、「気学は占いではないです」「マヤ暦は占いではないです」と言っています。

でもまぁ、世間では「占い」という言葉が認知されているので、使わざるを得ないことも多いという・・

これもまた売り手と買い手のイメージギャップという葛藤。

占いに代わる言葉がないので

もっとライトに捉えて良いのかもしれないです。

世間一般に合わせた方が売れるのかもしれないですが、私は真面目すぎるというのもあるので笑

やっぱり占いを学問として、生きる知恵として伝えたいな〜と思ってしまうのですよね。

さらに言うなら学問として伝えていける、伝え手を増やしたいなと思ってます。

 

ということで占い師の友人との会話から、本音を書いてみたのですが、「占い」に対する世間イメージを変えるにはやはり教育しかないのかもしれないです。

 

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