マヤ語「イン・ラケッチ」の意味とは?人間関係が変わる不思議な言葉

マヤ暦を学ぶ

こんにちは。

小野晄子です。

マヤ暦やマヤ文明に興味をお持ちのあなたへ。

今回は、古代マヤで使われていた「マヤ語」、「イン・ラケッチ」という言葉について意味を紹介します。

この言葉の意味を知ると、古代マヤ人たちが持っていたスピリット(精神性)を感じて頂くことができるのではないかと思います。

イン・ラケッチについて、動画でも解説をお送りしています。

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イン・ラケッチの言葉の意味

「インラケッチ」は「In Lak’ech」と書きます。

「イン・ラケッチ」の言葉の意味とは、

「あなたは私、私はあなた、あなたはもう一人の自分」という意味です。

この言葉は、人間に対してだけでなく、動物や植物、鉱物など・・自然界の全てのものに対して向けられるものです。

「イン・ラケッチ」は古代マヤで挨拶として使われていた言葉

古代マヤにおいては、「イン・ラケッチ」という言葉は挨拶の1つとして使われていました。

お互いに、「あなたは私の鏡です」という言葉を挨拶として交わしていた文化、素敵ですよね。

「イン・ラケッチ」の精神で人間関係が変わる

人間関係においては、どうしても苦手な人がいたり、「あの人はなんであんな発言をするのだろう・」など、相手のことが理解できない、ということはよくあるのではないでしょうか。

相手のことが理解できないからこそ、相手のことが許せない、嫌い、憎い・・などの感情が湧いてきてきてしまうこともあると思います。

マヤでは、「イン・ラケッチ」の精神により、相手は自分の鏡なのだと捉えます。

相手は自分の鏡だからこそ、苦手な人や理解できない人も、自分自身の課題を見せてくれている存在だとして捉えるのです。

日本における「人の振り見て我が振り直せ」という言葉に少し似ているかもしれませんね。

相手は自分の鏡だからこそ相手が困っていたら助ける

マヤにおける「イン・ラケッチ」の精神では、相手は自分の鏡だからこそ、周りの人が困っていたら助ける、という精神があります。

隣の人が食べるのに困っていたら分け与える。災害に遭っていたら助ける。

そんな精神を持っていたのが古代マヤ人たちなのです。

みんながこんな精神を持っていたらきっと争いや奪い合いがなくなりますよね。

自然界のものもイン・ラケッチの精神で大切に

「イン・ラケッチ」の精神は、対人関係だけでなく、自然界の全てのものに対しても向けられていました。

人間は自然の一部であり、自然も自分たちの鏡であるとして、自然を敬ったのです。

日本にも八百万の神という精神があります。

日本人は、自然界の全てのものに神様が宿っているとして自然に敬意を払ってきました。

マヤの精神は、そんな日本人の精神とも通じるものがあり、共通しています。

マヤでは、神様のことを「フナブ・ク」と言います。

マヤ人たちは、神様である「フナブ・ク」は、全知全能の支配神のような存在ではなく、自然界のものや、私たち人間1人1人、そして全ての自然界や人間の動きそのものに宿るものだと考えていました。

私たちは1人1人が創造主であり、そして自然界のものも全て、神様のエネルギーが流れている神様の存在そのものだからこそ、周囲の全てを敬い、自分も相手も大切にする。

そんな精神がマヤの精神なんです。

相手を敬うという精神がマヤのスピリット

現代の資本主義社会においては、「自分だけが良ければ良い」というような考えになりやすいのかもしれません。

相手を蹴落とすようなことをしたり、相手を攻撃したり・・

そのような精神では、心の平和は得られませんし、世界の平和も実現しません。

地球がピンチを迎えている今、私たちが、古代の日本人の精神や、マヤの精神を学ぶことは非常に意味があることだと思います。

これからの時代、1人1人が自然を敬い、心の平和を実現することが、世界を変えていくのでは・・とそんなふうに感じます。

マヤのスピリットに触れてみませんか?

ということで今回は、「イン・ラケッチ」という古代マヤにおける挨拶の言葉を紹介しました。

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