こんにちは。小野晄子です。
姓名判断を使ってお名前を変えたいとか、赤ちゃんの命名を考えているというあなたへ。
「へんやつくりの画数の数え方」で迷ってしまうことはありませんか?
へんやつくりでよく数え方を迷われるのが
- さんずい
- しんにょう
- くさかんむり
- りっしんべん
- しめすへん
- ころもへん
- こざとへん
などかもしれません。
今回は、このようなよく間違えやすいへんやつくり、かんむりなどの画数について、姓名判断における正しい画数の数え方を紹介します。
名付けの際には参考にしてみてください。
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新字?旧字?画数を数える時に注意したいこと
「漢字の正しい画数はどうしたらわかるの?」と思われる方は、「漢和辞典」を使うのが最も有効的です。
漢和辞典に載っている画数は正しい画数です。
よく頂く質問が、画数は新字で数えたら良いのでしょうか?それとも旧字でしょうか?というものです。
旧字と新字で画数が異なるものがありますから、迷ってしまいますよね。
漢和辞典に新字と旧字で2種類載っていたら「旧字の画数」で数えましょう。
また、漢字の中には、略字が常用漢字となってしまっているものもあります。
「正字」(しょうじ)と言って、略字ではなく「本来の漢字の正しい画数」で数えるようにします。
さんずいの画数の数え方は?
さんずいの画数は、「3画」で数えます。
漢和辞典を調べれば「3画」と記載されています。
さんずいは「4画ですよね?」と仰る方が稀にいらっしゃいます。
さんずいの「氵」を一度「水」という文字に直して4画で数える、
という考え方です。
流派によって考え方が違いますが、私がお伝えしている姓名鑑定においては、いちいち、へんやつくりを元の漢字に戻すということはしません。
「江」という文字でしたらさんずい3画+工3画、「6画」で数えましょう。
漢和辞典を見ても、さんずいを4画で数える数え方は載っていません。
漢和辞典に載っている通りさんずいは「3画」で数を数えて頂ければと思います。
しんにょうの画数の数え方は?
しんにょうの画数は「4画」となります。
「えっ、3画じゃないの」と言われる方もいらっしゃるかもしれません。
常用漢字では、3画で書きますが、正しくは「4画」です。
漢和辞典を見てみましょう。
2種類載っていますが、本来は、下の書き方が正しい漢字となります。
しんにょうの上に点が1つ付いていますね。
「道」という文字は、しんにょう4画+首9画で13画となっています。
このようにしんにょうは「4画」で数えていきましょう。
くさかんむりの画数の数え方は?
それでは「くさかんむり」はどうでしょうか?
漢和辞典を見てみましょう。
花という文字も、常用漢字では7画ですが、くさかんむりは正確には
- ++
こんな風に、間に隙間が空くように書いていきます。
姓名判断では、くさかんむりは「4画」で数えましょう。
りっしんべんの画数の数え方は?
りっしんべんはどう数えるでしょうか?
漢和辞典を見てみましょう。
りっしんべんは、「3画」で数えていますね。
一度「心」という文字に直すということはしませんのでご注意ください。
しめすへんの画数の数え方は?
「しめすへん」の画数の数え方を確認してみましょう。
しめすへんの場合には、2通りのパターンで載っていますね。
「ネ」というのは略字として使われているものです。
姓名判断では下の方を使います。
姓名判断では、しめすへんは「5画」で数えましょう。
ころもへんの画数の数え方は?
「ころもへん」の画数の数え方を漢和辞典で確認してみましょう。
ころもへんは、漢和辞典によると「5画」で数えています。
一度「衣」に直すようなことはしませんので注意しましょう。
こざとへんの画数の数え方は?
最後に、「こざとへん」の画数の数え方も確認してみましょう。
こざとへんは「3画」となります。
以上、疑問が多い「へんやつくりの数え方」についてご紹介しました。
画数の数え方は難しい、と感じられるかもしれませんが
- 画数は漢和辞典を確認する
- 新字と旧字は旧字を採用
- 略字ではなく正字の画数を採用
というシンプルな3つのポイントを押さえればOK。
名付けの際の参考にしてみてくださいね!
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