こんにちは。
小野晄子です。
今回は、「すでに占いを学んでいる方」や「占いを深めたい」と考えている方に向けて、占いを学ぶ意味や使う意味についてお伝えします。
あなたは「占いの学び」を真に活用ができているでしょうか?
古代から続く占いの真の意味とは
占いの「占」という文字は、「ト」+「口」と書きます。
「ト」というのは、「卜」(ぼく)=亀の甲や獣の骨を焼いてできたひび割れの形から、神意を問い、吉凶を占って物事の成り行きを判断することを意味します。
また、「占い」は「うらなり」、「裏の成り立ちを見る」という意味があります。
物事の背景や目に見えない原因を見るのが「占い」です。
元々は、神仏や自然からメッセージを受け取り、読み解くという行為そのものが「占い」なのです。
ということは、占いをする人というのは、ただ学びをする、知識を身につけるということでなく、「自然や神仏からメッセージを受け取る」という姿勢が必要ですし、
占いを学ぶということは、「自然から学び、神仏に近づく」という学びそのものだということに気づくことが占いの本質を理解することになります。
占いの役割
占いには大きく3つの役割があります。
①未来予測
占いというと、「未来を当てるもの」というイメージが広がっていますが、確かに占いは未来を予測するためのツールでもあります。
このまま行くとどうなるのか?ということを神仏と繋がり、または自然の法則から読み解きます。
ここで大切なのは、これを見えない存在や大いなる自然からのメッセージとして真摯な気持ちで受け取り、心の気付きとすること。
また、未来というのはあくまでも自分と宇宙の共同創造によって作り上げていくものですから、占いで受け取る未来のメッセージというのは、「このまま行くとこうなりますよ」「こういうことに気をつけなさい」という大いなる宇宙(自然、神様)からのメッセージなのです。
自分自身がメッセージとして受け取った結果を、生かして心を作り、選択をし、行動をするということが大切です。
占いはエンタメの側面が強くなっていますが、本来は占いはとても神聖な行為です。
特に占いをする側になるなら、単に当たった、外れたなどと一喜一憂するものではないということを心に留める必要がありますね。
②自己理解・内観のツール
占いの本質は、自己理解や自己愛を高め、自分という存在を真に生かすためのツールだということです。
占いというツールを使うことで、自分自身を客観的に見つめることができ、自分を認めることができたり、自分という存在が自然の一部であり、自然に吉凶や優劣がないように、自分も素晴らしい存在なのだと気づくということ。
自分は自然が生み出した素晴らしい創造の一部であると気づくということによって本来の自身の可能性を最大限に生かすということが本質です。
占いを使うことで自分が好きになり、自分を認めることができ、自然と調和した生き方ができるようになります。
③心の指針・アドバイスを受け取るツール
占いを使うことで、心の指針ができ、アドバイスを受け取ることができるようになります。
迷いや悩みがある時、どちらの方向へ進むと良いのか、自然の法則や宇宙のリズムをもとに道標を受け取ることができます。
そのことで、人生の選択に確信を持つことができたり、人生における真の安心や信頼へと近づくことができるのです。
占いのスピリチュアルな側面
占いは単なる当て物ではありません。
本当の自分の魂の声や、宇宙のシンクロを受け取るためのツールです。
私たちの直感や潜在意識を引き出し、必要なメッセージを受け取るためのツールが占いです。
占いを学んでいる皆さんへ
占いを学んでいる皆さん、占いの本当の素晴らしさに気づいていますか?
真に占いの素晴らしさや本質を理解していますか?
それを理解しないまま、
「売れる占い師になりたい」
「鑑定ができるようになりたい」
ちょっと違うと思います。
まずは自分自身が、本質と繋がり、心の羅針盤や人生の指針を得るために自分の幸せや心の豊かさのために占いを使って下さい。
神様や自然と対話するツールとして占いを活用してみて下さい。
「占いを学んだけど鑑定ができない」という方がいます。
まずは自分が占いを使うことで心の豊かさや心の指針を得ることが大切だと思います。
自分が活用していないのに人に伝えることはできないのではないでしょうか。
その先に、人を導いたり幸せにする道があります。
私自身、学びが好きで楽しんできているし、もちろん学びは楽しいものだけれど、占いがエンタメだけの要素になってしまうのは本質的ではないと思います。
また、稼げるを打ち出す占いもまた、私は本質ではないと思います。
真摯に学ぶことは大切ですが、ただマニアックに知識があることが素晴らしい占いでもありません。
占いの本質に近づきたい、より良い生き方を創り、心の豊かさを作るために占いを学びたい。
私はそんな方に学びを伝えています。
また、そんな気持ちで素晴らしい学びを得ていきたい、自分が幸せに人を幸せにという道を歩みたい、そんな想いで学んで下さる方と出逢いたいと思っております。
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