こんにちは。
小野 晄子です。
今日は、読者さんから九星気学のご質問を頂いておりましたので、ご質問へのQ&Aという形でお届けさせて頂きます。
ご質問は、「年の変わり目」に生まれている場合の星の見方について。
下記、ご質問を頂きました。
質問内容:
Q.「僕はちょっと面倒な生まれで、1967年2月4日午前2時の生まれなんです。コンピューターでざっくり分けてしまうと、六白金星なのですが、七赤金星も見るとそっちの要素の方が強くて両方混ざってるみたいなんですね。こんな事あるんでしょうか?ある人は「どっちか見当がつかない」と言っていました。」
ということでこちらNさんよりご質問を頂きました。
ご質問をありがとうございます。
回答について、スタンドFMでもお話しさせて頂きました。
音声で聞いてみたいという方は下記よりお聞きください。
年の変わり目に生まれた場合、星の気が混じるのか?
まず、年の変わり目に生まれている方で、例えば2/5や2/6など、立春明けて間もない生まれの方の場合、
胎児の時(お母さんのお腹の中にいる時)、約10ヶ月の間、ずっと前年の気の影響を受け続けていることになります。
そのため、九星気学では、「胎年加味」(たいねんかみ)と言って、前年の星の影響を加味することがあります。
参考ブログ記事:

性格的にも、前年の星の気の影響が出る場合があります。
またこのようなパターン以外にも、年の変わり目、月の変わり目、日の変わり目ギリギリの生まれの方は、前後の気の影響が混じる可能性は少なからずあります。
ですが、やはり「変わり目」というラインはしっかり理論として、暦として存在しておりますので、変わり目の前なのか?後なのか?ということで気が大きく変わるわけです。
そのためしっかり暦に基づいて、正確に星を出していく必要があります。
Nさんのケースでは変わり目を超えていない
さて、Nさんのケースでは、
「1967年2月4日午前2時の生まれなんです。」
ということで、1967年の年の変わり目がいつなのか?ということを正確に知る必要があります。
このようなケースでは、鑑定士は「万年暦」(まんねんれき)という暦を使って年の変わり目を調べます。
万年暦をお持ちでない方は、下記サイトでも調べることができました。
※気学では年の変わり目は立春で見ます。
万年暦を使って調べると、1967年の年の変わり目は2月4日の21時31分です。
そのため、この変わり目より前に生まれているNさんは、1966年生まれということになり、本命星については六白金星ではなく、七赤金星となります。
「七赤金星も見るとそっちの要素の方が強くて」
と書いて頂いていますが、本命星が七赤金星なので当然ですね!
ただ、Nさんのメッセージを見ると、六白金星の要素も感じておられるということだと思います。
これについては、このケースでは、「傾斜」(けいしゃ)という星の影響が強いのではないかと思います。
参考ブログ記事:

九星気学における「傾斜」(けいしゃ)とは、能力や才能を表す星であり、自分自身の隠れた資質を示す星でもあります。
正確的には、3割ほどの影響が出ると言われます。
Nさんは本命星が七赤金星、月命星が六白金星、傾斜も六白金星となりますので、月命星や傾斜として六白金星の資質もお持ちの方です。
そのため、資質的には、七赤金星がメインとなりますが、六白金星の要素も出てくるということになります。
このように見ていくと、資質についても納得が行かれるのではないかと思います。
星を勘違いしている人もいるので注意
変わり目の生まれの方は、星を勘違いしてしまうことがあるので注意が必要です。
年の変わり目に限らず、月の変わり目の生まれの方の場合、月命星を出す時に注意が必要となります。
月の変わり目は、大体どの月も4日〜7日くらいになるので、この辺りの生まれの方は、月命星を出す時に月の変わり目をしっかり確認する必要があります。
以上、今回は、「年の変わり目の星の見方」についてシェアさせて頂きました。
「私ってこの星で合ってる??!」と不安なあなたは参考にしてみてください。
九星気学を使って開運するためにはまずはしっかり理論を学ぶということが大切です。
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