こんにちは。
小野晄子です。
オラクルカードを使ってみたいという方や占いに興味をお持ちのあなたへ。
今回は、私が使っている「マヤンオラクル カード」というオラクルカードについてもご紹介しながら、「オラクルカードとタロットカードは何がどう違うのか?」というご質問にお答えしていきたいと思います。
カードの構成の違い
「タロットカード」は、一般的に、「マルセイユ版タロット」か「ライダーウエイトタロット」と呼ばれる2種類、いずれかを指して「タロットカード」と言います。
マルセイユタロット
ライダーウエイト版タロット
マルセイユタロットも、ウエイトタロットも絵柄は異なりますが、構成は同じで、
- 大アルカナカード22枚
- 小アルカナカード56枚
の全部で78枚のカードで構成されています。
このように、タロットカードの場合には、構成が決まっていますが、オラクルカードの場合には、カードの種類によって枚数や構成はそれぞれ異なります。
例えば、私がお伝えしている「マヤンオラクル カード」の場合、カードの枚数は全部で44枚となります。
- 紋章のカード20枚
- 数字のカード13枚
- レンズのカード11枚
という構成となっています。
その他のオラクルカードについても、通常、40枚〜50枚程度のカードで構成されているものが多く、一般的にはタロットよりオラクルカードの方が枚数は少ない事が多いです。
タロットは占い、オラクルは神託
オラクルカードの「オラクル」とは「神託」(しんたく)という意味です。
「神託」(しんたく)というのは、神様や自分の内なる神性、または目に見えない高次元の存在と繋がり、メッセージを受け取るということです。
マヤンオラクル カードも、自分の中にある内なる神性と繋がり、魂の成長を促すために作られています。
- 気付きを促す
- 内なる神性と繋がる
- 高次元の存在からメッセージを受け取る
- 魂の成長を促す
と言ったよりスピリチュアルな目的で作られているのがオラクルカードと言えると思います。
それに対し、タロットカードは「占い」のためのツールとして利用されています。
質問の立て方
上記のように、タロットは「占い」、オラクルカードは「神託」ですので、それぞれのカードを使う場合、質問の立て方も変わります。
タロットカードの場合には、質問の立て方として
- AとBの選択どちらの方がより良いか
- この先、このまま行くと未来はどうなるか
- 相手は自分のことをどう思っているか?
というように質問を立てます。
そしてどのような質問をするか(これを占的(せんてき)と言います)によって、カードを並べる=スプレッドを展開します。
スプレッドというのは、カードの展開法のことです。
占的によって、カードの並べ方が変わります。
例えば、AとBどちらがより良い選択かを見るなら「二者択一スプレッド」、人間関係や相手の気持ちを見るなら「ヘキサグラムスプレッド」というように適切なスプレッドを使い分けます。
一方、オラクルカードの場合には、「○○のために必要なメッセージを下さい」というように念じてカードを引きます。
- AとB、どちらが良いか選択をするにあたってヒントとなるようなメッセージを下さい
- 自分が望むより良い未来を創るために今何をするべきかメッセージを下さい
というように、質問を立てます。
例えば、「3ヶ月以内に彼氏ができるか?」という質問に対して、タロットの場合であれば、「このまま行くと未来はどうなるか?」という未来の可能性を占う事が可能ですが、オラクルカードの場合であれば、「良いパートナーと巡り合うために今何を意識するべきか?」というようなことをメッセージとして受け取る事が可能となります。
受け取る答えの違い
オラクルカードはよりスピリチュアルな目的で作られていることもあり、スピリチュアルなメッセージやふわっとしたメッセージを受け取ることも多くあります。
しかしそこから気付きを得て成長する事ができます。
タロットの方が、よりリアリティーのある現実的な答えが得られるように思います。
タロット、オラクル、どちらを使っても必要な答えやメッセージは得られますが、目的に応じて使い分けをするのが良いかと思います。
正位置、逆位置
タロットの場合は、逆位置を見ないという占い師さんもいますが、「正位置」「逆位置」と言って、カードの上下の向きも考慮してリーディングを行う事が一般的です。
オラクルカードの場合には、正位置、逆位置は見ずにリーディングを行うのが一般的となります。
リーディングの違い
これは私の感覚ですが、タロットの方が、1枚1枚のカードの意味がしっかりと決まっており、知識に基づいてリーディングを行うのに対し、オラクルの方は、知識も使いつつ、よりインスピレーションが重要になると感じます。
もちろんタロットもインスピレーションを使いますが、オラクルは「神託」ですので、同じカードでも受け取るメッセージは毎回異なります。
特に、私が使用しているマヤンオラクル カードの場合、1枚1枚の情報量が多く、使う度に新しい発見があったり、全く新しいメッセージを受け取る事も多くあります。
タロットかオラクルどちらを学ぶ?
このように、タロットとオラクルはそれぞれ特徴があり違いがありますが、タロットカードもオラクルカードも、どちらも悩みを解決したり、より良い選択をしたり、より良い未来を作るために活用する事ができるツールです。
特徴の違いはありますが、どちらの方がより優れているか?ということはありません。
カードが使えると、その時々で必要なメッセージを受け取ったり、ヒントをもらえるのでとても便利なツールだと言えるでしょう。
タロット、オラクル、どちらかを学んでみたいと思っているなら、上記の違いを参考にして頂いて、選んで頂くのが良いと思います。
オラクルカードの方がタロットより枚数が少ないことが多く、正位置、逆位置の違いもないので、オラクルカードの方が、より早く習得しやすくすぐに使いやすいかと私は思います。
オラクルカードを使ってみたいという方へ
オラクルカードには様々な種類のものがありますが、私は「マヤンオラクルカード」というカードを長年愛用しています。
マヤンオラクル カードは、カード1枚1枚に含まれている情報が膨大であり、同じカードでもその都度、異なるメッセージや気付きを得る事が可能な素晴らしいカードです。
「オラクルカード」というと、天使やイルカや妖精などの絵が描かれたカードをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
天使や妖精、神様の人物像などが描かれたカードと比べ、「マヤンオラクル カード」はカード1枚1枚の絵柄が抽象的なのが特徴です。
抽象度が高いために、1枚1枚のカードの情報量が多いのです。
先日も、マヤンオラクル カードの使い方を学ばれた生徒様から、
「最初はマヤンオラクル カードはちょっと地味な印象があったのですが、マヤンオラクル は他のオラクルカードと全然違うんですね!!!
マヤンオラクル カードを選んで本当に良かったです!!」
というご感想を頂きました^^
私自身も、色々な種類のオラクルカードを持っていて使い分けもしますが、「マヤンオラクル カード」はちょっと(というかかなり)特別なカードだと感じています。
オラクルカードを使ってみたいという方は、まずは絵柄を見て惹かれるものを選んで使ってみると良いのではないかと思います。
またマヤンオラクル に興味をお持ちの方へ。
私は「マヤンオラクル カード」の使い方を講座でお伝えしておりますので下記講座のご案内をご覧下さい。
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